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story 7 ページ7

資料の整理をしている
テテを置いて
資料室へ。








JM「さっきの会議でなんかあった?」

「なんで?何も無いよ」

JM「元気がないから」

「そうかな。気のせいよ」

JM「そうかなぁ〜」






だだっ広い資料室。







鍵を開けて
中に入ると
紙の匂いと埃に
圧倒されて嫌い。







さっさと終わらせよ。







資料の一覧が書かれた
ファイルを見せて
手分けして集めることにした。







1時間ほどかけて
殆どの資料は見つかったのに
1つだけ見つからない。







「あった?」

JM「んー、ない」

「おかしいなぁ」

JM「誰か持って行ったんじゃない?」

「そんなはずないんだけど・・・」






離れた所で探していたジミンが
見つからなくて私の所までやって来た。







JM「髪の毛に埃付いてる」

「どこ?取って、取って」







前髪の辺りに
伸びてきたジミンの手を
綺麗な手ね・・・と思いながら
目で追った。







やだ・・・ドキドキしちゃう。







JM「取れたよ」

「あ、ありがと」

JM「顔、真っ赤だよ」

「え?そ、そう?」






頬に触れたジミンの手。







ドキドキしていた
心臓が更に音を大きくした。







JM「照れてんの?」

「ち、ち、違うわよっ!!」

JM「可愛いなぁもう」

「うるさいっ!!」








もう・・・年下のくせに・・・(///ω///)








1時間程掛かって
資料を集めると
ちょうどお昼。








2人で戻ると
まだパソコンに向かってる
テテ発見。








後ろにそっと立つと
画面を確認して
何をしているのか把握。








新入社員のくせに
やるじゃないと感心しながら
デスクの資料に手を伸ばした。








TH「うわっ!!」

「あー、ごめん」

TH「なんだよ。ビックリしたじゃん」

「ごめんって」

TH「なんで資料取るんだよ」

「手伝おうかと思って」

TH「いーよ。自分でやる」

「お昼は?」

TH「あぁ・・・」






腕時計を見つめて
ため息をつくと
パソコンを閉じて
資料をまとめたテテ。








当たり前のように
私の肩を抱くと
「行くぞ」と言った。







まぁその手は
私に叩かれたけどね。

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作者名:さるるん | 作成日時:2019年10月22日 21時

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