story 49 ページ49
企画コンペのことを
3人に伝えると
やる気を出したのは
想像通り2人だけ。
この子にどう言えば
やる気出してくれるかな・・・。
「グク・・・あのね」
JK「うん。なに?」
「このコンペ成功させよーよ」
JK「うん。頑張る」
(ちょ〜適当じゃん)
「いい事教えてあげる」
JK「なになに?」
「本社の担当、テテなの」
JK「・・・・・・・・・」
(逆効果だったかな・・・)
「テテをギャフンと言わせよーよ」
JK「ホントにギャフンと言わせたいの?」
「ん?」
JK「ヒョンのために頑張るの?」
「テテのためって訳じゃ・・・」
テテの話を聞いたグクは
拗ねてオフィスを出て行ってしまった。
あぁ・・・もぅ・・・。
YG「先輩」
「ん?」
YG「これ、グクの」
ユンギが渡してくれたのは
グクの作った企画書。
しかも・・・3つも。
さすがアイデアマン。
他の人とは違う視点の企画書を
目の前にして、言葉を失った。
YG「アイツ、コンペの話聞いて
結構頑張って考えてたよ」
「そうなの?」
YG「早めに謝ってね」
「・・・はい」
そうならそうと
言えばいいじゃん。
もう考えたよって・・・。
あ・・・・・・。
テテの話・・・・・・・・・(;−ω−)
やっちゃったな。
オフィスを出て
グクを探していると
見つけたのは
会社のカフェテリア。
女子社員、数名に囲まれて
あらまぁ、楽しそうだこと。
「グク」
JK「あ、ヌナ。やっと来た」
「何してんの?」
JK「拗ねてんの」
「おいで。行くよ」
「は?なに?」
行くよと言うと
私に向けて伸ばされた手。
手を引けと?
こんなに人の多い場所で?
嘘でしょ・・・。
JK「ほら。早く。また拗ねるよ?」
「・・・・・・拗ねてなさい」
さすがに手を取ることは
出来なかった。
もうこの際
拗ねていればいいのよ。
っで、置いて行こうとしたら
後ろから抱きつかれた。
「わあっっ!!」
JK「つかまえたぁ〜〜♪」
「こら、放しなさい」
JK「やだね」
「グクっ!!」
JK「うへっ♪怒ったヌナも可愛い♪」
「んなっ・・・(///ω///)」
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作者名:さるるん | 作成日時:2019年10月22日 21時