story 14 ページ14
ジョンウの愚痴を
散々聞かされて
別れると
何も考えずAに発信した。
でねーな。
大丈夫かよ。
心配ばっかり
かけやがって･･･。
乗っていたタクシー。
運転手に
行き先変更を告げる。
Aの家に向かった。
マンションの下に着いて
もっかい発信。
出ないじゃん。
くそっ。
？「ジヨン･･･オッパ？」
「お。ナイスっ!!A」
A「こんな所で･･･何を･･･」
「トイレ!! トイレ貸して!!」
A「え？」
「早くっ!! ヤバいって!!」
G-DRAGONだぞ。
イメージ崩壊だな･･･笑
半ば無理矢理な状況を作って
Aの部屋に入れてもらった。
本当は全然ヤバくはなかったんだけど。
「サンキュ」
A「いえ」
「女の子らしい部屋だな」
A「あんまり見ないで下さいっ!!」
ちびっ子のA。
両手を伸ばして
俺の視界を遮ろうとしちゃって
ほんと･･･なんだろーね。
「俺のポスターじゃん」
A「だから･･･見ないで下さい」
「ペンある？」
A「え？」
「サインしてあげる」
A「ほ、ほ、ほんとですか？」
「ペン」
A「あ、はいっ!!」
ソファの横にあったチェストの
引き出しの中から
サインペンを取り出すと
顔を真っ赤にして
俺に手渡した。
ポスターの端っこに
俺のサイン。
俺がココに来た証拠。
「ジョンウのこと好きか？」
ポスターの方を向いたまま
そう問いかけた。
返事はない。
振り返ると
違う質問を投げ掛ける。
「仕事辞めるんだって？」
A「え？なんで･･･」
「ジョンウに会った」
A「･･･そうですか」
「逃げんの？」
A「･･･え？」
「嫌なら嫌って言ってやれ」
A「･･････」
「優しさ？だとしたら残酷な優しさだな」
A「違いますっ!!」
涙目ではあるけど
力強い視線を
俺に向けたA。
いいじゃん。やっぱり。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
