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story 8 ページ8

深夜、ヌナが気になって眠れなくて
なんとなく、さっき行ったカフェに
もう一度向かった。







店の前にいた女の子たちは
いなくなってて
人通りも少ない。







もちろん、店も閉まってる。






一か八かでドアをノックしてみる。







“コンコン”


「いるわけないか」






?「テヒョン?」

「ヌナ」




なぜか店の外から
ヌナはやって来た。





A「こんな時間にどうしたの?」

「よかったぁ・・・」

A「なに?」

「俺らのせい?最近、店閉めてるの」

A「・・・・・・違うよ」

「ほんと?」

A「こんな時間にアイドルが
ウロウロしてちゃダメでしょ。帰りなさい」

「ヌナ」

A「ほら、帰って!!」








いつものヌナじゃない。








強めに言われて
足を引っ込めた。







腕を掴んでいた手も
ビビって放した。








「ヌナ?」

A「もう来ないで。お店閉めるから」

「え?なんで?困るよ」

A「ごめんね、テヒョン」








ヌナは小走りでお店の中に消えた。








電池が切れたかのように
俺は動けなかった。








俺らのせいだ。








誰だよバラしたの。








一年以上、通ってても
バレたことなんてないのに。








A「テヒョン」

「ん?なに?ヌナ、なに?」







お店の入口から
ヌナに呼ばれて
一気に電池は満タンになった。








駆け寄るとお店に入るよう言われて
いつもは座らない席に座った。








向かいに座ってたのに
直ぐに立ち上がったヌナが
テーブルの上に何かを置いた。








“コトン”




「兎だ。壊れてるじゃん」

A「スアちゃんが来たの」

「スア?」

A「お友達と来て、
バンタンの行きつけなんだよって話してて」

「スアが?マジか・・・」

A「ダメだよって言ったら・・・怒っちゃって」

「まさかSNSも・・・」

A「それはわからないけど・・・」

「そうだよ、きっと」

A「気をつけて。女の子は難しいから」

「・・・ヌナ」







ヌナは自分の注意の仕方が悪かったと
スアに謝ってほしいと言った。








お店は、営業出来ないから閉めると聞いた。








もともと、趣味でやってたお店だから
気にしないでと笑ってた。








今度ばかりは譲らない
絶対に連絡先を交換して帰る!!

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設定タグ:KーPOP , BTS , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - Seoyonさん» コメントありがとうございます。カフェなんてよくある設定だと思いますよ。ストーリーやセリフ、設定が違うのであれば問題ないと思います。ぜひ読ませて頂きますね。 (2019年6月2日 9時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
Seoyon(プロフ) - いつもお話楽しく読ませていただいてます。質問なんですが、最近カフェに関するお話を書こうかと思っているのですが、内容は全然違うのですが、やはりこのお話を読んだ人にはパクリと思われるかな。と思い、コメントしました。カフェが入るお話を描いても良いですか? (2019年6月1日 22時) (レス) id: 811bd1e3b0 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね (2019年5月14日 12時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります(//∇//)更新待ってます! (2019年5月13日 22時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2019年5月11日 18時

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