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story 7 ページ7

あれから1週間。






誰もヌナの店には行けてない。







あの日のヌナの様子が気になって
この1週間は
スアのことを想わなかった。







「誰か最近、Aヌナのとこ行った?」

RM「昨日、前を通ったけど閉まってたよ」

JM「また?」

JH「ヌナ、体調悪いのかな」







また閉まってたのか・・・。







気になるな・・・。







YG「・・・・・・これさ」

JM「なに?」






ユンギヒョンの手にあったスマホには
あのAヌナのカフェが写ってて
“バンタンを誘惑する魔女の店”と
書いてあった。







・・・・・・え。


それで店を閉めてんの・・・?






「誰だよ」

JM「なにが?」

「誰がバラした」

RM「誰もそんなことしないよ」






意味もなくムカついて
宿舎を出た俺は
Aヌナのカフェに向かっていた。








店の近くまで行くと
店の前には女の子達が集まってて
ザワザワしてる。








お店は閉まってて
灯りは消えていた。







あの時、無理矢理でも
連絡先を聞けばよかったと
心から後悔した。








仕方なく宿舎に戻って
ベッドに横になった。








思い出すのはヌナで
他の誰でもない。








JM「テヒョン?」

「なに」

JM「店に行ったんだろ?」

「閉まってた」

JM「ヌナは?」

「知らねーよ。ペンが集まってて近付けねーもん」

JM「何怒ってんの?」

「怒ってねーよ」

JM「もしかしてお前、ヌナが好きなの?」

「・・・・・・は?」







ヌナが好き?







俺が?







いや、俺が好きなのは・・・スアで・・・。







違うのか?








JM「スアに気があるんだと思ってた」

「俺もそう思ってた」

JM「は?」

「でも違うのかな・・・」

JM「なんだそれ?」

「ほっとけ」







気が付かなかった。







スアのことを口実に
いつもヌナに会いに行ってた。







スアのことを話すと
ヌナが話を聞いてくれるから・・・。







でもそう言えば
店を出る頃には
いつもスアが俺の中から
消えていたのかも。








俺はこの時はじめて
Aヌナが好きなのかもと気が付いた。








人に言われて気付くなんて
馬鹿だな・・・俺。

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設定タグ:KーPOP , BTS , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - Seoyonさん» コメントありがとうございます。カフェなんてよくある設定だと思いますよ。ストーリーやセリフ、設定が違うのであれば問題ないと思います。ぜひ読ませて頂きますね。 (2019年6月2日 9時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
Seoyon(プロフ) - いつもお話楽しく読ませていただいてます。質問なんですが、最近カフェに関するお話を書こうかと思っているのですが、内容は全然違うのですが、やはりこのお話を読んだ人にはパクリと思われるかな。と思い、コメントしました。カフェが入るお話を描いても良いですか? (2019年6月1日 22時) (レス) id: 811bd1e3b0 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね (2019年5月14日 12時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります(//∇//)更新待ってます! (2019年5月13日 22時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2019年5月11日 18時

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