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story 34 ページ34

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ヌナに会いに行けたのは
最後にヌナと会ってから
2ヶ月も経った日だった。






裏口から入ると
個室の扉を開いた。
電気が消えていて
つけるとヌナにメッセージを送った。







“ヌナ、来たよ♪”






・・・・・・・・・。






・・・・・・・・・。







待てど暮らせど
返事がなければ既読もつかない。







壁の向こうから
店内のザワザワした感じは
伝わってくる。







忙しいのかな。







待ってる間に
ウトウトして眠ってしまった。







どのくらい寝たんだろ。







目が覚めると
隣には愛しい彼女が
俺に体重を預けて
寝息を立てていた。







綺麗な肌だな・・・。







顔にかかっていた髪の毛を避けると
起こさないように
体の向きを変えて抱きしめる。







頭の上にキスを落とすと
じんわり暖かいものが
身体に染み渡ったのを感じた。







「ヌナ」

A「・・・・・・」

「Aヌナ」

A「・・・・・・・・・起きてたの?」

「うん」






俺に預けていた身体を
ゆっくり起こすと
俺の頬に触れたヌナ。







A「元気そうね」

「うん。元気だよ」

A「もう落ち着いたの?」

「うーん。もうちょっとかな」

A「そっか」

「ヌナは?元気?」

A「元気よ」

「そっか」

A「何か飲む?食べる?」

「( ̄-  ̄ ) ンー、わがまま言っていい?」

A「なに?」

「抱きたい」






頬を赤く染めて
びっくりした顔で俺を見たヌナ。






直球過ぎたかな・・・。







A「・・・・・・ウチ・・・来る?」

「え?ヌナの部屋?」

A「・・・・・・・・・うん」

「行くっ!!行く行くっっ!!」







帰るってスタッフに伝えてくるねと
真っ赤な顔で言うと
ヌナは部屋を後にした。







思わずガッツポーズ( ̄▽ ̄)







嬉し過ぎる。







キャップとマスクで
大丈夫かな・・・。







写真撮られたり・・・しないよね。







大丈夫、大丈夫。







まぁバレたら、バレた時考えよ。

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設定タグ:KーPOP , BTS , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - Seoyonさん» コメントありがとうございます。カフェなんてよくある設定だと思いますよ。ストーリーやセリフ、設定が違うのであれば問題ないと思います。ぜひ読ませて頂きますね。 (2019年6月2日 9時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
Seoyon(プロフ) - いつもお話楽しく読ませていただいてます。質問なんですが、最近カフェに関するお話を書こうかと思っているのですが、内容は全然違うのですが、やはりこのお話を読んだ人にはパクリと思われるかな。と思い、コメントしました。カフェが入るお話を描いても良いですか? (2019年6月1日 22時) (レス) id: 811bd1e3b0 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね (2019年5月14日 12時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります(//∇//)更新待ってます! (2019年5月13日 22時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2019年5月11日 18時

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