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story 32 ページ32

「明日から忙しいんだ」

A「来れない?」

「うん」

A「そっか」

「寂しい?」

A「・・・・・・そうね」

「連絡する」

A「いいよ。大丈夫。待ってるから」

「いい子だ」






俺には勿体ないほどに
Aヌナは大人で
優しくて、綺麗で
俺の1番の理解者だ。






ヌナに送ってもらって
宿舎に帰ってくると
メンバーが揃って俺を待っていた。







グクかジミンか。







どっちでもいい。







とにかくメンバー全員が
俺とヌナのことを知っていた。







ヒョン達は別に何も言わない。






でも、ジミンと違って
俺は暴走しがちだから
心配だと言っていた。







そうか・・・俺って
芸能人だった・・・。







なんて、心の中で呟いた。







YG「気を付けろよ」

「わかってるよ」

JH「ホントかね」

「わかってるって!!」

RM「わかってるかもしれないけど
それでも気を付けるんだよ?いい?」

「はいはい」






いくら世界的に有名になっても
たった1度のスキャンダルで
築いてきたものは
簡単に崩れ去る世界だ。







それを失うわけにはいかない。







もちろん、ヌナもね。







大丈夫だよ。







きっとね。







新曲の準備が始まって
振り付けの練習やら
レコーディングやら
プロモーションで
ヌナに会えない日々が続いた。







俺が会えてないってことは
ジミンも会えてないわけで。







大人なヌナは
電話したら
「会いたいけど大丈夫だよっ」て
平気なフリをしてくれる。







でもスアは
電話の向こうで泣いてるみたいだった。







JM「また泣いてるし」

「行ってやれば?」

JM「無理だろ」

「今に始まったことじゃないのに」

JM「ヌナは?平気?」

「泣きはしないよ。大人だろ」

JM「俺ちょっと疲れたかも」

「じゃあ、スアはもっと疲れただろーね」

JM「・・・・・・・・・」






苦笑いしたジミン。






疲れたと言いつつ
部屋に入って
寝たのかと思ったら
翌朝、ジミンの姿は消えていた。







「おはよーー」

JK「ヒョン、ジミニヒョン知らない?」

「いや。なに?いないの?」

JH「いつ出たんだろ」

RM「みんな疲れて爆睡だからね」

「取材だろ?どーすんの?」

JK「電源切れてて電話も繋がらないんだ」





初めて、ジミンが
問題を起こした。

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設定タグ:KーPOP , BTS , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - Seoyonさん» コメントありがとうございます。カフェなんてよくある設定だと思いますよ。ストーリーやセリフ、設定が違うのであれば問題ないと思います。ぜひ読ませて頂きますね。 (2019年6月2日 9時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
Seoyon(プロフ) - いつもお話楽しく読ませていただいてます。質問なんですが、最近カフェに関するお話を書こうかと思っているのですが、内容は全然違うのですが、やはりこのお話を読んだ人にはパクリと思われるかな。と思い、コメントしました。カフェが入るお話を描いても良いですか? (2019年6月1日 22時) (レス) id: 811bd1e3b0 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね (2019年5月14日 12時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります(//∇//)更新待ってます! (2019年5月13日 22時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2019年5月11日 18時

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