story 20 ページ20
そっぽを向いたヌナを
少し強引に俺の方に向かせると
目の前にある顔を覗き込んだ。
涙は引っ込んだようだな。
「帰るわ」
A「そうして」
「また来る」
A「程々にしてね」
来るなとは言われなかった
今日はそれで満足することにしよう。
宿舎に帰り着くと
もうみんな寝てて
色々聞かれずに済んだと
シャワーを浴びて
俺もベッドに潜り込んだ。
翌日からは忙しくて
ヌナのカフェには行けずにいた。
JM「最近、元気ないね」
「いつもと一緒だよ」
JK「少なくともいつも通りではないね」
「まぁ色々あるんだよ」
JM「色々って？」
「色々だよっ」
JM「もしかして、まだ引きずってんの？」
「うるせーよ」
JK「なに？なんの話？」
ジミンが余計なこと言うから･･･。
面倒くさいガキが
食いついちゃったじゃん。
JK「なに？ねぇなに？」
JM「テテに好きな人がいるって話」
「あ、おいっ」
JK「あー、Aヌナ？」
おっと？
なんで？
JK「見っけたの？」
「まぁね」
JK「どこ？俺も会いたい」
「今度ね」
JK「またヒョンばっかり」
「いーの!!」
JK「ヒョン、付き合ってんの？」
「いいえ」
JK「じゃあ、俺にもまだチャンスはあるよね」
「･･････は？」
JM「は？」
イタズラっ子の微笑みで
グクは笑っていた。
本気っぽい？
いや･･･冗談か？
「本気？」
JK「いいえ」
「なんなんだよーーっ!!」
JK「でもヒョン」
「なにっ!!」
JK「ヌナ綺麗だから、早くしないとね」
「わかってるよ!!」
わかってる。
俳優のあの人とか、モデルのあの人に
先を越される前に
なんとかしなきゃってことぐらい
俺にもわかる。
でもさ、ヌナがあの調子じゃあね。
手も足も出ないわけよ･･･。
JK「俺、教えてあげたじゃん」
「何を？」
JK「いつもヒョンばっかりだって」
JM「どういうこと？」
JK「ヌナはヒョンにばっかり優しくてさ」
JM「確かに!! お前が寝てるからって
後でおいでって言われたことある!!」
「お前も？」
やっぱり俺の事好きだよな･･･。
じゃあなんだ？あの感じは･･･。
女って難しい･･･。
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さるるん(プロフ) - Seoyonさん» コメントありがとうございます。カフェなんてよくある設定だと思いますよ。ストーリーやセリフ、設定が違うのであれば問題ないと思います。ぜひ読ませて頂きますね。 (2019年6月2日 9時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
Seoyon(プロフ) - いつもお話楽しく読ませていただいてます。質問なんですが、最近カフェに関するお話を書こうかと思っているのですが、内容は全然違うのですが、やはりこのお話を読んだ人にはパクリと思われるかな。と思い、コメントしました。カフェが入るお話を描いても良いですか？ (2019年6月1日 22時) (レス) id: 811bd1e3b0 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね (2019年5月14日 12時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります(//∇//)更新待ってます！ (2019年5月13日 22時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年5月11日 18時
