検索窓
今日:22 hit、昨日:3 hit、合計:162,631 hit

story 16 ページ16

宿舎に帰り着く頃
ボゴムヒョンからメッセージが届いた。






BG “会えた?”

“会えたよ。ありがと”

BG “そっか。よかったね”







うん。







よかった。








会えただけ
少し話をしただけ
それでも俺の心は落ち着きを取り戻した。






それなのに・・・。








BG “テヒョンに教えとくね”

“え?なに?”

BG “あのオーナーさん、有名人なんだよ”

“え?”

BG “通ってる人が沢山いるんだ”

“誰?”







ボゴムヒョンが並べた名前は
有名な俳優さんだったり
モデルさんだったり。







皆さんヌナを狙ってるのか・・・?








いやいやいや・・・。







BG “頑張れ”

“うん。ありがとヒョン”







困った・・・。







困ったぞ・・・。








あの今や飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優さんに
有名な雑誌の表紙を飾るようなモデルさん
さらには俺の知ってるあのヒョンまで・・・。








勝てる気がしませんけど?







かといって諦める?







いやいやいや・・・。








パニック・・・(´Д`)ハァ








せっかく落ち着きを取り戻していた
俺の心は、またザワザワと
騒ぎ出した。








「ただいま」

JK「おかえりー」

「グク、ビールある?」

JK「あるんじゃないかな。え?ヒョンが?」

「眠れそうになくてさ」

JK「なんかあった?」

「まぁ、ちょっと」

JK「少しにしときなよー」

「んー」







心の中が騒がしくて
眠れる気がしなかった。








諦めるしかないのかな・・・。







相手にもされてないみたいだし・・・。








その夜、ビールをコップの半分だけ飲んで
眠りについた俺は
ヌナの夢を見た。







ヌナのカフェで
向かい合って座って
笑い合ってた。








俺は想いを伝えられないまま
この想いに蓋をするしかないのかな。








目が覚めて
なんとなくそう思えた。








ヌナに会いたいな・・・。

story 17→←story 15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (143 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
625人がお気に入り
設定タグ:KーPOP , BTS , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さるるん(プロフ) - Seoyonさん» コメントありがとうございます。カフェなんてよくある設定だと思いますよ。ストーリーやセリフ、設定が違うのであれば問題ないと思います。ぜひ読ませて頂きますね。 (2019年6月2日 9時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
Seoyon(プロフ) - いつもお話楽しく読ませていただいてます。質問なんですが、最近カフェに関するお話を書こうかと思っているのですが、内容は全然違うのですが、やはりこのお話を読んだ人にはパクリと思われるかな。と思い、コメントしました。カフェが入るお話を描いても良いですか? (2019年6月1日 22時) (レス) id: 811bd1e3b0 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね (2019年5月14日 12時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります(//∇//)更新待ってます! (2019年5月13日 22時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さるるん | 作成日時:2019年5月11日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。