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story 11 ページ11

昼過ぎ目を覚ますと
グクはまだベッドで寝てて・・・。






腹減った・・・。







昨日の夜の散歩で
ホテルの近くで見つけた
小さなレストランを思い出して
1人で行ってみることに。








店員「いらっしゃいませ」

「1人なんですけど」

店員「お好きな席にどうぞ」







どうせならと
人通りの見える
窓際の席に座った。







さほど賑やかな人通りではないものの
スーツを着て小走りで通り過ぎる人がいたり
ベビーカーを押してる若そうなママがいたり
チワワを2匹連れて散歩している人も。







ミートスパを注文すると
一緒に頼んだコーラが
先に出てきて
チビチビと口に運びながら
また人間観察を続けた。








ミートスパがテーブルに届いて
1口食べてから思い出した。







1度だけAヌナに
ワガママ言って作ってもらったことがある。








あのミートスパ・・・美味しかったな・・・。







「くそっ」







いつまで経っても
俺の中から居なくならなくて
それなのに
未だに再会できなくて
思わず声に出た。








涙も出そうだよ・・・まったく。








ミートスパを食べ終わると
店を出てホテルへと戻った。








起きてゲームしていたグクに
ミートスパ食ってきたと話したら
俺も行きたかったと拗ねた。








JK「自分だけ」

「よしよし」

JK「いっつも自分だけじゃん」

「いつもってなんだよ」

JK「俺は知ってるんだ!!」

「なにを?」

JK「Aヌナに自分だけ
フルーツジュース作ってもらってた」

「は?」

JK「あとマカロンとかクッキーとか
ミートスパとか・・・(๑ ー̀εー́ ๑)」







俺だけ・・・だったの?







マジで?








JK「Aヌナのこと俺だって好きなのに
ヒョンばっかり独り占めしてさ。ズルい!!」

「独り占めね」

JK「そうだよっ!! ヒョンが寝てるからって
追い返されたこともあるんだぞ!!」

「グク」

JK「なんだよっ」

「それ以上言うな・・・俺、泣きそう・・・」

JK「・・・え?なんで?・・・ごめん」







ヌナはきっと俺の事
好きだったんだね。







俺がもっと早く気付いてたら
俺達、何か変わってたかな・・・。

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設定タグ:KーPOP , BTS , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - Seoyonさん» コメントありがとうございます。カフェなんてよくある設定だと思いますよ。ストーリーやセリフ、設定が違うのであれば問題ないと思います。ぜひ読ませて頂きますね。 (2019年6月2日 9時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
Seoyon(プロフ) - いつもお話楽しく読ませていただいてます。質問なんですが、最近カフェに関するお話を書こうかと思っているのですが、内容は全然違うのですが、やはりこのお話を読んだ人にはパクリと思われるかな。と思い、コメントしました。カフェが入るお話を描いても良いですか? (2019年6月1日 22時) (レス) id: 811bd1e3b0 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね (2019年5月14日 12時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります(//∇//)更新待ってます! (2019年5月13日 22時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2019年5月11日 18時

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