story 57 ページ15
仕事が早く終わった･･･。
でも･･･何もする事がないな。
店にでも行くか。
家族の経営するカフェ。
？「ヒョン、バイトですか？」
「おー、キュヒョナ。うん。暇だしな」
KH「ヒョン、その後どうです？」
「その後？」
KH「ヌナですよ」
「もう1ヶ月だぞ。何ともないよ」
KH「おかしくないですか？あれから噂聞きませんよね」
「さぁな」
KH「気になりませんか？」
「別に」
KH「ヒョン」
「なんなんだよっ!! 何が言いたい？ん？」
KH「別に」
意味もなく絡んでくる奴じゃない。
何があるんだ？
なんなんだ･･･アイツ･･･。
気になるけど
別にと言ったまま
何も言わなくなったキュヒョンを
それ以上、問い詰める気にもならず
カフェに車を走らせた。
正直、まだ傷は癒えていない。
なぜなら未練があるから。
時々、電話しようとしたり
メッセージを送ろうとしたり
夢にも見る。
美味しそうなケーキを見たら
Aが好きそうだな･･･とか、
テレビから聞こえてくる音楽で
Aを思い出したり。
時間が解決してくれるはずの
俺の一方通行な想いは
色褪せることなく
まだ俺の中にあるんだ。
「こんにちは」
JJ「ヒョン」
「おー、ジョンジナ。お疲れさん」
JJ「予告もなしに珍しい」
「んー。母さんは？」
JJ「奥にいるよ」
店の奥にいた母さんに声を掛けて
弟のジョンジンが持って来てくれた
冷たいコーヒーを手に
事務処理をしていた母さんの目の前に
腰を落とした。
母「どうしたの？浮かない顔ね」
「んー、ちょっとね」
母「恋の悩み？」
「何言ってんだよ」
母「だって、仕事は順調そうだから」
母親は何でもお見通しなんだよな。
話しやすいように
目線を合わせることなく
電卓と帳簿に集中しているように見せてるし。
「母さん」
母「んー？」
「未練はどう断ち切ればいいかな」
母「断ち切る必要があるの？」
「え？」
母「想ってなさい。気が済むまで」
「･･････そっか･･･そうだね」
母「そうよ!! 無理に断ち切る必要なんてないでしょ」
そうか･･･
まだ想ってていいのか･･･。
少しだけ心が軽くなった。。
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さるるん(プロフ) - りんさん» 意外とこんな感じがキュヒョンに似合いそうな気がしました笑 (2017年8月2日 7時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - あはは〜ぎゅがナップンナムジャに(〃ω〃) (2017年7月31日 12時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - アハ、キュミンですねー(〃ω〃)ABブラザーズ(o^^o)楽しみ (2017年7月24日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» ゴタゴタしてますけど兄さんの気持ちはハッキリしてるので大丈夫だと思います･･･よ笑 (2017年7月21日 8時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - お嬢さん…兄さん大丈夫かな？不安、ヒロインちゃんも不安… (2017年7月20日 16時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2017年6月13日 6時
