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story 6 ページ6

彼女の家に先に着いて
とりあえず歩道側に乗った俺も
一緒に降りた。








運転手にちょっと待っててと頼むと
マンションの入口まで。








A「ありがとうございました」

「ん」

A「じゃーまた」

「ん」

A「・・・・・・」

「じゃーな」







話すこともない。








気になるだけで
今は好きかわからない。
家に寄っていいかと言うほど
近付いてもいない。








少しだけ後ろ髪を引かれる思いだったけど
彼女に背中を向けてタクシーに戻った。








「出して下さい」

運「いいの?」

「え?」

運「ずっと見てるよ?彼女じゃないの?」









もうとっくにいないと思ったのに
マンションの前で
コッチを見ている彼女に
胸の奥でグンッと何かが動いた。









「ココで降ります」








お金を払って
タクシーを降りると
彼女の元にズンズンと進み
そのまま抱き締めた。








A「イェソン・・・さん?」

「ごめん。少しだけ」








暫く抱きしめてから
ゆっくり体を離すと
見上げた彼女と目が合って
またグンッと何かが動いた。








A「イェソンさん?」

「ごめん」

A「・・・・・・別に謝るほどのことでも・・・」

「じゃー、キスは?」

A「えっ!?/////」







口元を急いで隠した彼女が
たまらなく愛しくて
唇に被さった手にキスをした。








「好きになったみたいだけど、どうする?」

A「どうするって・・・」

「んー、じゃあさ、コーヒーご馳走してよ」

A「だっだっダメですっ!!
家に上げるなんて、ダメですっ!!」

「なんで?」

A「・・・ダメだよぉ////」

「なに想像してんの?」

A「な、な、なにも想像してませんっ!!//////」

「(* ̄m ̄)プッ」








怒ったふりをして
マンションに入って行く彼女を
何気なく追い掛けた。








A「付いてこないでっ!!」

「やだ。タクシー帰ったもん」

A「帰ったもんじゃないのーーー」

「じゃあなに?」

A「こんな時間に男の人家に入れるなんて・・・」








そんな純情ちゃんなんだ?



年上なのに?




可愛いんですけど?

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さるるん(プロフ) - wakaさん» トゥギは洋食って感じがしなくて・・・笑。2nd公開しました。よろしくお願いしますm(_ _)m (2017年6月13日 6時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» 幸せな時間はいつまで続くかな・・・。2nd公開しました。よろしくですっ!! (2017年6月13日 6時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - トゥギは味噌汁で落ちたかw (2017年6月10日 12時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - しばらく幸せタイムかな?兄さんソロバンザイ(//∇//) (2017年6月10日 11時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» いつもありがとうございます。もう少し兄さんの幸せを続けたらと思いまして・・・2ndに続きます。よろしくお願いします (2017年6月10日 11時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2017年5月2日 23時

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