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story 35 ページ35

迎えに来た事務所の車に乗ると
マネヒョンからの着信。








「もしもし」

『お疲れさん。帰って来たばかりで悪いけどさ
テレビ局行ってもらえる?』

「なんで?」

『明後日の収録の打ち合わせ』

「了解」









ちょっと、ゆっくりしたかったなぁ。







まぁ、仕方ないよな。









テレビ局に着くと
打ち合わせのある会議室へ向かった。







途中で一緒に桜を見た
あのスタッフに会って
少しだけ立ち話。









スタッフ「相変わらず忙しそうですね」

「まーなー」

スタッフ「そう言えば、あれからAさんに会いました?」

「ん?あー、なんで?」

スタッフ「噂で聞いたんですけど、
なんか誰かと付き合ってるって」

「ふーん」







俺だと思った。







当たり前に、俺だと思った。








スタッフ「なんて言ったかなぁ・・・モデルさんなんですよ」

「・・・モデル?」

スタッフ「あ、ほら。噂をすれば・・・」







彼が指を指した方に
Aの姿。







隣には背の高い
スタイルのいい男。









仲良さそうに
肩を並べて
Aのカメラの画面を見ながら
コッチに向かってくる。








「アイツと付き合ってんの?」

スタッフ「って、聞きましたけど?」

「ふーん」








俺の噂を聞いた時って
Aはこんな気分だったのかと
胸の奥が痛んだ。








噂を噂で終わらせなきゃだよな。








「付き合ってないよ」

スタッフ「そーなんすか?」

「だって俺と付き合ってるから」

スタッフ「へぇーー。・・・・・・え!?」

「Aっ!!」








噂でも他の奴と付き合ってるなんて
気分悪っっ!!








A「あ、おかえりーー」





駆け寄って来たAの手をとると
隣で固まってるスタッフに
自慢してやった。








A「なに?」

「コレ、俺の女」

スタッフ「マジっすか?」

A「はい・・・・・・まぁ・・・/////」

スタッフ「しかし、いーんですか?そんな大っぴらに」

「いーの、いーの。じゃーな」








手を繋いだまま
次はモデルの元へ。









「どーも」

モデル「ど、どーも」

「あのさ、俺の女だから、あんまり近付かないでくれる?」

モデル「え?・・・あ、はいっ。すいませんっ!!」

A「ジョンウン?どーしたの?」

「いーの」

A「変なの」








不思議がりながらも
なんだかAが嬉しそうで
俺も幸せだった。

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さるるん(プロフ) - wakaさん» トゥギは洋食って感じがしなくて・・・笑。2nd公開しました。よろしくお願いしますm(_ _)m (2017年6月13日 6時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» 幸せな時間はいつまで続くかな・・・。2nd公開しました。よろしくですっ!! (2017年6月13日 6時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - トゥギは味噌汁で落ちたかw (2017年6月10日 12時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - しばらく幸せタイムかな?兄さんソロバンザイ(//∇//) (2017年6月10日 11時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» いつもありがとうございます。もう少し兄さんの幸せを続けたらと思いまして・・・2ndに続きます。よろしくお願いします (2017年6月10日 11時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2017年5月2日 23時

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