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story 9 -JN&JH&CW- ページ26

時間はまだ昼過ぎ。







練習する時間はたっぷりある。








「ココで寝ることも、もうないな」

そう呟くと
ジナニヒョンの部屋を出て
1人タクシーで向かった。








練習室の前で気持ちを落ち着かせる。







防音の扉から
微かに漏れ聞こえる曲と
ハンビンの声。








普通に、普通に。








?「来たんだ」

「え?」





振り返ると
水のペットボトルを手に
チャヌが立っていた。






CW「今日は来ないと思ったよ」

「みんなに迷惑かけるから」

CW「気持ちの整理ついた?」

「・・・・・・そんなのお前に報告する必要ないだろ?」

CW「あるよ。俺もジナニヒョン好きだもん」

「・・・・・・お前・・・」






そのまま練習室に入ったチャヌを追いかけた。







当たり前のように
ジナニヒョンの隣に座ったチャヌ。







あの場所は・・・俺の場所なのに・・・。









HB「ジュネ!!」

「あー、うん。ごめん」

BB「もう大丈夫なのか?」

YN「寝てればよかったのに」

「いや、もう大丈夫」

DH「無理するなよ」

「大丈夫だって」








こんなんじゃダメなのに。







こんなことじゃダメなのに・・・。









頭の中でそう何度も繰り返した。








振り付けの練習をしている間も
ジナニヒョンは気になるけど
なんとか集中しようと
必死に曲に耳を傾けた。








HB「お疲れーー。今日はココまでにしよう」

DH「だぁーーーっ!!疲れたぁ・・・」

HB「俺はまだ残るけど、みんな帰っていいよ」

BB「お前も一緒に帰ろーよ」

HB「まだやることあるし。ジュネ付き合ってよ」

「え?俺?」

HB「お昼寝したから元気だろ?」

「・・・・・・お昼寝って・・・まぁな」








他のメンバーは
片付けを済ませて
みんな帰って行った。






もちろん、ジナニヒョンも。








「俺は何すればいい?」

HB「ヒョンから聞いた」

「何を?」

HB「ジュネはなんもわかってないって」

「え?・・・どういう・・」

HB「今は1人になりたいだろ?
俺の作業が終わるまで1人でじっくり考えな」

「え?あー、うん」

HB「お前がどうしたいのかをよーーく考えなさい」

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さるるん(プロフ) - 暁さん» ありがとうございますm(*_ _)m次回作を構想中です。公開した時はよろしくお願いします!! (2017年4月12日 7時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヤバい!最高でした☆ まだまだ読んで居たい(ToT) (2017年4月11日 2時) (レス) id: 703a2fef6f (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱぱ(プロフ) - さるるんさん» さいこおおおおおおおおです!良かったぁぁぁみんな幸せぇぇぇぇ泣 (2017年3月31日 7時) (レス) id: 3987113051 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - ぱぱぱさん» いつも読んで頂いてありがとうございました<(_ _*)>さるるん的には納得いくものになったかと・・・。次はチャヌに頑張ってもらう予定です。よろしくお願いします。 (2017年3月31日 6時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱぱ(プロフ) - さるるんさん» 見守る!見守ります!みんな辛いんだよね!この話素晴らしいよ! (2017年3月30日 12時) (レス) id: 3987113051 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2017年3月19日 11時

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