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story 4 -JN&JH&CW- ページ21

ドアノブに掛けていた手の力が抜けた。









部屋には入れなくて
中からは見えない位置に移動すると
座り込んだ。









チャヌが俺のヒョンにキスをした。









それだけじゃない。









俺の力を抜き取ったのは
ヒョンの方だ。









チャヌの顔が近付いて
ヒョンは目を閉じたんだ。









チャヌを受け入れた。









いつも、いつもそうだ。









俺が追い掛けてばっかり。









バビヒョンが割り込んだ時だって
譲るとか簡単に言ってたし。








結局、俺はずっと片想いなんだ。









2人が部屋から出てくる気配がして
俺はその場を離れた。









練習室に戻ると
ハンビンが何か言ってたけど
黙って荷物を持って
そのまま練習室のある建物を後にした。









キャップを目深に被って
マスクもして
彷徨い歩いた。









・・・・・・もういい。









ヒョンに執着するのはやめよう。









このままじゃ、俺はダメになる。









ポケットの中で息を潜めていた
スマホを取り出すと
電源を入れると同時に着信。









「はい」

『ジュネ?どこ?どうした?』








・・・・・・今はヒョンと話したくない。








「ジナニヒョン」

『ん?なに?』

「ハンビンに代わって」

『え?・・・・・・あ、うん』









ジナニヒョンに代わって
電話に出たハンビン。








『どこにいるんだよっ』

「ごめん。ちょっと今日は無理」

『体調悪いのか?』

「そうじゃないけど・・・ごめん」

『宿舎には帰って来るよな?』

「今日は帰らない。1人になりたい」









何があったんだと
しきりに聞かれたけど
答えられなかった。








電話を切るとマネヒョンに連絡して
ホテルを手配してもらい
1人、ベッドに横になった。









ずっと、ヒョンは
俺のモノなんかじゃなかったんだ。









そう言い聞かせて
眠りについた。

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さるるん(プロフ) - 暁さん» ありがとうございますm(*_ _)m次回作を構想中です。公開した時はよろしくお願いします!! (2017年4月12日 7時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヤバい!最高でした☆ まだまだ読んで居たい(ToT) (2017年4月11日 2時) (レス) id: 703a2fef6f (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱぱ(プロフ) - さるるんさん» さいこおおおおおおおおです!良かったぁぁぁみんな幸せぇぇぇぇ泣 (2017年3月31日 7時) (レス) id: 3987113051 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - ぱぱぱさん» いつも読んで頂いてありがとうございました<(_ _*)>さるるん的には納得いくものになったかと・・・。次はチャヌに頑張ってもらう予定です。よろしくお願いします。 (2017年3月31日 6時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱぱ(プロフ) - さるるんさん» 見守る!見守ります!みんな辛いんだよね!この話素晴らしいよ! (2017年3月30日 12時) (レス) id: 3987113051 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2017年3月19日 11時

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