story 112 -RW- ページ18
珍しくヒョクヒョンより先に起きたドンへヒョンが
なんだか慌てて準備を済ませると
宿舎から出て行った。
その15分後にヒョクヒョンが起きてきて
車の鍵がないと騒ぎ
ドンヘヒョンがさっき慌てて出掛けたと話すと
『くそっ』と言いながら
これまた慌てて出て行った。
朝から騒がしい2人だなと
呆気にとられていると
1時間くらいしてドンへヒョンだけ帰ってきて
リビングのソファに座ると
項垂れた。
｢ヒョン？｣
DH｢んー？なにー？｣
｢用事で出掛けたんじゃ？｣
DH｢用事？あー、済んだ｣
｢どこ行ってたの？｣
DH｢Aのとこのジム｣
｢え？｣
DH｢失敗しちゃったーーー｣
｢失敗？｣
DH｢ヒョクに会う前に拉致しようとしたんだけど
ヒョクがすぐきちゃってさぁーー｣
｢ら、ら、拉致？ ヒョン⋯一体何を⋯｣
DH｢ちょっとしたイタズラ？｣
ヒョンは笑ってる。
しかも楽しそうに。
あのね、ヒョン。
拉致はゲームじゃないんだよ。
イタズラじゃ済まされないよ。
DH｢もうひと眠りしよーかな｣
｢ヒョン｣
DH｢なに？｣
｢ヒョクヒョンはなんて？｣
DH｢さぁ。すぐ行っちゃったから｣
眠そうにドンへヒョンは
自室へと消えた。
これは⋯誰かに報告した方が
良さそうだね。
あの2人が喧嘩すると
面倒くさい⋯。
っで、誰に報告しようかと
迷った末、僕が選んだのは
イェソンヒョン。
ウォニヌナと付き合うようになって
イェソンヒョンは皆の相談相手になっているから。
殆どは聞き流していて
あんまり相談にならないけど
イザと言う時は頼りになるんだ。
『なんだ？』
ウォニヌナがアメリカに発って半年経つけど
イェソンヒョンはヌナの家で暮してる。
そのイェソンヒョンに電話で報告。
｢⋯⋯⋯っていう状況なんだ｣
『また面倒くさいな』
｢そうなんだよ｣
『夜、顔出すわ』
｢うん。待ってるね｣
これでよし。
2人ともイェソンヒョンに
怒られればいーんだ。
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さるるん(プロフ) - りんさん» 長らくお付き合い頂いてありがとうございました<(_ _*)>毎話、更新する度にコメントを頂いて、あぁ読んでくれてるんだなと実感しつつ嬉しかったです。また次の作品もよろしくお願いしますね☆ (2017年3月22日 23時) (
レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - やーさんさん» コメントありがとうございますっ<(_ _*)>次回作を構想中です。また是非お立ち寄りください。 (2017年3月22日 23時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - さるるんさんありがとうございます。お疲れ様でした。ヒョクチェの優しいところ、良かったです。ジョンウン、ウォニ登場も楽しみました。(*´-`) (2017年3月22日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
やーさん(プロフ) - ヒョクちゃんとヒロインちゃん、ちゃんと通じ合えて良かった！兄さんカップルもハッピーエンドでホッとしました(//∇//)毎回更新が楽しみでした(^-^)可愛いお話し、ありがとうございました♪ (2017年3月22日 8時) (レス) id: da96cf2f67 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヌナ、ジョンウンヒョン、2人が共に過ごしてきた、色々な事が、アドバイスの糧になってる(*´-`)ヒョクチェ、ヒロインちゃん頑張らなきゃね〜(*´-`) (2017年3月21日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2017年2月5日 21時
