story 89 -EH- ページ45
ジムに出向いてハナちゃんから聞いた。
HN「ウニョクオッパ聞いてないの?
あの子、研修で日本に行ってるんだよ」
「あ、そう」
言葉は続かなかった。
何も聞いてない。
あぁ、あの電話⋯あの電話も
きっとその事を俺に伝えたかったのか。
でも⋯その報告を聞いていたとして
何かが変わったかな⋯。
結局、同じだった気がする。
「ただいま」
DH「ヒョク!! おかえりーー」
「うん」
DH「どした?元気ないね」
「別に」
DH「Aちゃんに会えなかった?」
「⋯⋯⋯」
DH「ヒョク?」
俺が忙しくて
放ったらかしにしたから?
いや、連絡はしてた。
ごめんって何度も連絡したんだ。
それじゃ不十分だったってこと?
「ドンへ」
DH「ん?なに?」
「もうダメかも⋯」
DH「え?なにが?」
「Aを捕まえておけなかった」
DH「は?」
「俺さ⋯俺にはさ⋯無理だったみたいだ」
心は折れた。
修復の方法はわからない。
DH「ヒョク、それでいいの?」
「いいも、悪いも⋯」
DH「Aちゃんは?なんて?」
「ここんとこ、まともに話せてないんだ」
DH「そんなんでいいの?」
「いいよ⋯もう⋯疲れたよ⋯」
DH「あ、そう。じゃー、仕方ないね」
そうさ。
仕方がない。
ココが俺とAの限界だったんだ、きっと。
スッキリはしない。
Aに会いたいし
抱きしめたい。
でも、会うとまたこうなるから
こんな繰り返しは嫌だから
もう会わない。
自室に入り
俺はスマホを手に取った。
“バイバイ、A”
そうメッセージを送って
スマホの電源を落とした。
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さるるん(プロフ) - りんさん» ありがとうございます。少し休憩してますが3rdに話は続きます。よろしくお願いしますねm(_ _)m (2017年1月14日 17時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 苦しすぎて大切な愛情又しても、イェソンオッパ、ウォニオンニに側にいてもらい難を逃れました。さるるんさんウォニ、ジョンウンカッポーも色々あって今だからですよね〜ヒョンカッポーに拍手(*´ω`*) (2017年1月13日 6時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» いつもありがとさんですm(_ _)m一気に終わらせますよーーー!!心の準備をお願いします(○´ω`○)ノ (2017年1月11日 16時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒロインちゃん頑張って(( ´Д`)y━・~~もう帰れないのよね〜(*´-`) (2017年1月11日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒョクちゃんのダメーじ(*´-`)兄さんどう伝える?笑 (2017年1月10日 6時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さるるん | 作成日時:2016年10月2日 18時