story 68 -EH- ページ24
Aの家までの道を
車を走らせている時だった。
着信を知らせたスマホ。
「もしもし」
スピーカーから聞こえたのは
ユイちゃんの声だった。
しばらく音沙汰なかったのに⋯。
無視か!?⋯⋯いや、出ちゃったし⋯
面倒な事されても困るな。
ここは優しくしとくか⋯。
「なに?久しぶりだね」
『オッパ、会えませんか?』
「今?」
『はい。今です』
「⋯⋯少しならいいよ」
ユイちゃんの家で会う約束をして
Aに電話を掛けた。
正直には言えなくて
嘘をついた。
約束のユイちゃんの家。
インターホンを鳴らすと
完全オフのユイちゃんが迎えてくれた。
「こんばんは」
YUI「こんばんは。どうぞ」
今時のアイドルは
いい所に住んでるな⋯とか思ってたら
後から抱きつかれて
俺の心臓は色んな意味で震え始める。
「なに?困るよ」
YUI「忙しくて⋯ジムにも行けなくて⋯
会えなかったから⋯⋯」
「ユイちゃん」
YUI「はい」
「俺、彼女いるからさ⋯離れてもらえる?」
YUI「⋯⋯⋯」
大人しく離れるとは
思ってなかったけどさ⋯、
さて、どうしたものかな⋯。
YUI「⋯⋯⋯」
「ユイちゃんだったらどお?
彼氏がいるのに他の人に好きって言われたら」
YUI「⋯⋯⋯」
「俺さAのこと大事にしたいんだ」
お腹の辺りにあった
ユイちゃんの腕を取ると
振り返って向かい合った。
肩に触れると
俯いたままだったユイちゃんが
俺を見上げる。
「ごめんね。好きになってくれて、ありがとう」
そう言うと部屋を後にした。
好きになってもらって
嫌な気はしない。
ただ受け入れられないだけ。
ユイちゃんの気持ちを否定する気もない
誰かを好きになる気持ちはわかるから。
さてと、Aに
会いに行こうかな。
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さるるん(プロフ) - りんさん» ありがとうございます。少し休憩してますが3rdに話は続きます。よろしくお願いしますねm(_ _)m (2017年1月14日 17時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 苦しすぎて大切な愛情又しても、イェソンオッパ、ウォニオンニに側にいてもらい難を逃れました。さるるんさんウォニ、ジョンウンカッポーも色々あって今だからですよね〜ヒョンカッポーに拍手(*´ω`*) (2017年1月13日 6時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» いつもありがとさんですm(_ _)m一気に終わらせますよーーー!!心の準備をお願いします(○´ω`○)ノ (2017年1月11日 16時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒロインちゃん頑張って(( ´Д`)y━・~~もう帰れないのよね〜(*´-`) (2017年1月11日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒョクちゃんのダメーじ(*´-`)兄さんどう伝える?笑 (2017年1月10日 6時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さるるん | 作成日時:2016年10月2日 18時