いつか僕はこの子と結婚する -SW-

story 27 ページ29

KH｢っで？｣

｢旅行に行かないかって｣

KH｢やっぱり｣

｢いいのかな⋯とね｣

KH｢いいでしょ。逆になんでダメなんですか？｣

｢いや⋯だって⋯｣

KH｢彼女も子供じゃないんですよ｣

｢そうだけど⋯｣






わかってはいるけど
傷つけやしないかと
不安なんだよ。







KH｢じゃあ、部屋を別々にしたらどうです？｣

｢なるほど｣

DH｢え？本気？｣

｢うん。ダメ？｣

DH｢いやいやいやいや⋯⋯｣

｢そんなに否定する？｣

DH｢誘ったのはAちゃんだよ？
それなりの覚悟で誘ったんじゃないの？
だとしたら逆に傷つけちゃうよ｣







おっと。







ドンへが正論を言ってる⋯。







納得してしまった。








KH｢それもそうですね｣

｢キュヒョンまで⋯｣

KH｢まっ後はご自分でどうぞ｣

｢そんな⋯｣

DH｢次はシウォンが覚悟を決める番だよ｣


｢ｳｯ⋯⋯｣







抱きたいさ。







正直に言えば
ずっと我慢してるんだ。







その点の覚悟は
とっくにできてるよ。







でも、そうじゃない。








Aに対する覚悟だ。







抱くことに
こんなにも責任が伴うなんて
今までは思ったことなかった。







“何処に行きたい？”

A“日本”








日本か。







覚悟は決まった。








責任も充分に感じてる。









Aの覚悟を
僕は責任という形で
受け止めるよ。

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