検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:90,653 hit

story 18 ページ20

「仕事帰り?」

A「そうだよ」

「忙しそうだね」

A「少し、落ち着いたかな」

「そっか。よかった」







お互いに好きなものを注文して
少しづつ食べさせ合って
楽しい時間はあっという間に
過ぎていく。








でも、今日のミッションは
返事を聞くこと。








いつの間にか
僕の方が追い掛ける立場に
なっている気がするけど
それでもいいんだ。








僕は⋯僕の心は
Aに傾いて止まったまま。








時間が経っても
それは変らなかったから。









「A」

A「ん?」









デザートに注文した
チーズケーキを
美味しそうに頬張って
僕を見つめたA。








「考えてくれた?」

A「なにを?」

「僕の彼女になること」

A「え?あ、そっか!!返事!!」

「忘れてたの?」

A「嬉しすぎて⋯もう彼女の気分で⋯」

「⋯⋯ハハッ」

A「ごめんなさい」

「いいよ。じゃあ彼女に
なってくれるんだね?」









Aは満面の笑みで
「もちろんだよっ」と
返事をしてくれた。









僕に彼女ができた。









なんだかくすぐったいな。









「お互いの両親に報告しないとだね」

A「パパもママも喜ぶよ♪きっと」

「そうだね。うちの両親も喜ぶよ」

A「オッパのママに会いたいなぁ」

「そう?じゃあ、会いに行こうか?」

A「いいの?」

「もちろんだよ」








お見合いをセッティングしてくれた
お節介な両親にも
お礼を言わないとな。






あ、あとメンバーにも
報告しないと。







なんだかんだで
みんな気にかけてくれてたし。






「さ、送って行くよ」

A「うん♪」







お店を後に
車に乗り込むと
今までとは違う
助手席に座ったA。






A「いいかな?⋯いい⋯よね?」

「いいよ。もちろん」






「よかった」と小さく呟いて
フフッと笑った顔が
幸せそうで、僕も幸せだよ。

story 19→←story 17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (170 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
374人がお気に入り
設定タグ:SuperJunior , シウォン , K-POP   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さるるん(プロフ) - wakaさん» ありがとうございますっ!!思いついたら、すぐっ投下しますね♪ (2016年3月20日 14時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - お疲れ様ー。また思いついたらスピンオフ書いてね!投下してね!待ってるからね!! (2016年3月19日 5時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - はなさん» ありがとうございますっっ!!シウォンの誠実なイメージがちゃんと描けてたでしょうか?素敵なんて言って頂けて嬉しいです!! (2016年3月18日 21時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - わぁー!私もシウォナにプロポーズされたーい(*≧∀≦*)シウォナ、元気で頑張ってますかね?さるるんさん、素敵なお話をありがとう! (2016年3月18日 12時) (レス) id: 7bc3099548 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - wakaさん» ありがとうございます(○´ω`○)ノ頑張りますっっ!! (2016年3月14日 0時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さるるん | 作成日時:2016年2月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。