story 18 ページ20
「仕事帰り?」
A「そうだよ」
「忙しそうだね」
A「少し、落ち着いたかな」
「そっか。よかった」
お互いに好きなものを注文して
少しづつ食べさせ合って
楽しい時間はあっという間に
過ぎていく。
でも、今日のミッションは
返事を聞くこと。
いつの間にか
僕の方が追い掛ける立場に
なっている気がするけど
それでもいいんだ。
僕は⋯僕の心は
Aに傾いて止まったまま。
時間が経っても
それは変らなかったから。
「A」
A「ん?」
デザートに注文した
チーズケーキを
美味しそうに頬張って
僕を見つめたA。
「考えてくれた?」
A「なにを?」
「僕の彼女になること」
A「え?あ、そっか!!返事!!」
「忘れてたの?」
A「嬉しすぎて⋯もう彼女の気分で⋯」
「⋯⋯ハハッ」
A「ごめんなさい」
「いいよ。じゃあ彼女に
なってくれるんだね?」
Aは満面の笑みで
「もちろんだよっ」と
返事をしてくれた。
僕に彼女ができた。
なんだかくすぐったいな。
「お互いの両親に報告しないとだね」
A「パパもママも喜ぶよ♪きっと」
「そうだね。うちの両親も喜ぶよ」
A「オッパのママに会いたいなぁ」
「そう?じゃあ、会いに行こうか?」
A「いいの?」
「もちろんだよ」
お見合いをセッティングしてくれた
お節介な両親にも
お礼を言わないとな。
あ、あとメンバーにも
報告しないと。
なんだかんだで
みんな気にかけてくれてたし。
「さ、送って行くよ」
A「うん♪」
お店を後に
車に乗り込むと
今までとは違う
助手席に座ったA。
A「いいかな?⋯いい⋯よね?」
「いいよ。もちろん」
「よかった」と小さく呟いて
フフッと笑った顔が
幸せそうで、僕も幸せだよ。
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さるるん(プロフ) - wakaさん» ありがとうございますっ!!思いついたら、すぐっ投下しますね♪ (2016年3月20日 14時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - お疲れ様ー。また思いついたらスピンオフ書いてね!投下してね!待ってるからね!! (2016年3月19日 5時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - はなさん» ありがとうございますっっ!!シウォンの誠実なイメージがちゃんと描けてたでしょうか?素敵なんて言って頂けて嬉しいです!! (2016年3月18日 21時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - わぁー!私もシウォナにプロポーズされたーい(*≧∀≦*)シウォナ、元気で頑張ってますかね?さるるんさん、素敵なお話をありがとう! (2016年3月18日 12時) (レス) id: 7bc3099548 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - wakaさん» ありがとうございます(○´ω`○)ノ頑張りますっっ!! (2016年3月14日 0時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さるるん | 作成日時:2016年2月11日 21時