story 47 -DH- ページ11
｢ヒョン？｣
ドアの前から声を掛けたけど
返事はない。
“コンコン”
｢･･････｣
ん？いや、おかしくないか？
“ピンポーン”
｢･･････｣
胸騒ぎがして
キュヒョンの部屋に戻った。
｢ねぇ、イェソンヒョンさ部屋にいる？｣
KI｢誰も出掛けるなって言われたから居るだろ？｣
｢返事がないよ｣
KI｢寝込んだかな･･･マネヒョンとこ行くぞ｣
カンインヒョンとマネヒョンと
イェソンヒョンの部屋にマスターキーで入ると
イェソンヒョンは高熱を出して
ベッドで寝ていた。
MG｢おいっ!!!イェソン!!!｣
YS｢ん･･･｣
KI｢大丈夫か？｣
YS｢･･････｣
｢ヒョン!!!｣
意識も朦朧としていて
イェソンヒョンは病院に運ばれた。
元々、体が弱くて
よく寝込んでたけど
最近は寝込むことなかったのに。
｢ヒョン｣
MG｢なに？｣
｢イェソンヒョン、なんかあった？｣
MG｢･･････｣
｢ヒョン!!!｣
MG｢別れたんだ。Aと｣
｢やっぱり｣
Aへの嫌がらせで
Aが疲れ果てていて
Aについてるマネヌナの提案だった。
イェソンヒョンは仕方なく手放した。
多分、守れなかったから。
｢イェソンヒョンの意思は？｣
MG｢提案はしたけど、決めたのは本人だ｣
｢Aは？どこ？｣
MG｢今は韓国にいるけど
俺達が戻る頃、入れ替わりで海外に行くそうだ｣
｢誰の策略？｣
MG｢策略ってお前･･･提案って言ったろ？｣
提案ねぇ･･･。
Aはどうしてるかな。
別れを受け入れたのかな。
連絡先、聞いておけばよかった。
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作者名：さるるん
| 作成日時：2015年11月12日 6時
