story 60 -KH- ページ16
｢イェソンヒョン｣
YS｢んー？なんだ｣
｢Aさんに会いたいです｣
YS｢なんで？｣
｢あの2人をあのままにしていていいんですか？｣
YS｢あー、そういうことか。
じゃあ、断る!!!｣
｢ヒョンっっ!!!｣
YS｢･･････｣
｢SuperJuniorとして成り立ってないでしょ？｣
YS｢そっちを責めろ。Aを責めるな｣
｢だって･･･｣
俺はもどかしかった。
あの2人はSuperJuniorでも
中心的な存在で
ウネとカップルみたいに呼ばれて
気持ち悪いぐらい仲良しで･･･
それなのに･･･。
それなのに･･･。
どうやって連れ戻したらいいのか
わからない。
YS｢お前の気持ちはわかるけどさ
あいつらで解決しなきゃな｣
｢そーやって、放っておいたから
ここまでこじれたんでしょ？｣
YS｢それだけ大好きなんだから
仕方ないだろ？｣
｢ほんとに･･･｣
YS｢ん？｣
｢ほんとにそうでしょうか？
ほんとに好きなだけでしょうか？｣
YS｢どういうこと？｣
｢2人共、意地になってるように見えます。
それにドンヘヒョンは利用されてるだけじゃ？｣
YS｢言い過ぎだぞ｣
｢だってヒョン!!!｣
YS｢もー、わかったから。
お前の気持ちはわかったから･･･｣
｢ヒョン･･･｣
イェソンヒョンに頭をポンポンとされて
気が付いた。
きっとこの人も
他のメンバーも
あの2人をそのままにしておく気は
ないんだ。
でも、どうしたらいいかわからなくて
もどかしいんだ。
ただ、ひとつわかったことがある。
Aさんは変だ。
ヒョクチェヒョンの気持を知りながら
ドンヘヒョンと付き合うという選択をした
Aさんは、変だ。
俺には到底、理解出来ない。
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作者名：さるるん
| 作成日時：2015年7月20日 17時
