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story 58 -EH- ページ14
｢おかえり｣
DH｢た、ただいま｣
ドンヘの部屋で待ち構えていた。
ドキドキしながら･･･。
どう切り出そうか考えながら･･･。
｢遅かったな｣
DH｢あーうん。まぁね｣
｢どこ行ってた？｣
DH｢え？あー、ちょっと｣
なぜ目を合わせない？
オドオドしてて、みっともないよ。
｢ちょっとって？｣
DH｢いいじゃん!!!｣
チャンスをあげたんだ。
お前の口から報告できるように
俺はお前にチャンスをあげたんだぞ。
DH｢寝るから、出てってくれる？｣
｢あー｣
ドアに手を掛けた瞬間だった。
何かドロドロしたものが
喉の奥を通り抜けた。
｢最低だな･･･仕返しかよ｣
DH｢は？｣
｢先に裏切ったのは俺だけど
お前の方が最低だ｣
DH｢なんだよ急に｣
｢お前は最低だって言ったんだよっっ!!!｣
DH｢はぁぁ？？｣
顔を見ることが出来なかった
怒ってるのか
そうじゃないのか
それすら確認せずに部屋を後にした。
部屋を出ると
そこにいたイェソンヒョン。
涙が溢れた。
YS｢大丈夫か？｣
｢ヒョン･･･｣
YS｢話は聞けたのか？｣
｢なんで？･･･なんでだろ？ヒョン･･･｣
YS｢落ち着け｣
｢ヒョン･･･俺、
もうドンヘと一緒に歌えない
踊れないよ･･･｣
YS｢ヒョクチェ･･･｣
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作者名：さるるん
| 作成日時：2015年7月20日 17時
