続･その3ヶ月 -KH- (ページ6)

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YS｢ウォニーー!!!｣

WH｢あら、おかえり(*´ω｀*)｣

YS｢キュヒョンが一緒なんだ｣

｢どーも｣

WH｢いらっしゃい｣

イェソンヒョンが着替えに２階に上がると
ウォニヌナがコーヒーを持って
俺の隣に座った。

WH｢なんで緊張してるの？｣

｢え？別に･･･｣

WH｢Aちゃんと別れたの？｣

｢う、うん｣

WH｢そっかーー｣

ウォニヌナはAと同じ日本人だけど
こっちに家もあって
もうほとんど日本には帰らない。

Aもそうだったら
良かったのに･･･。

WH｢キュヒョン｣

｢え？ん？｣

WH｢日本は遠いの？(*´ω｀*)｣

｢そうだね｣

WH｢はい、コレ｣

ウォニヌナの掌に乗っていたのは
今まさに俺の左腕に馴染んでいる
ブレスレットだった。

｢ヌナ、コレ･･･｣

WH｢今朝、来たの｣

｢Aが？｣

WH｢そうだよ。
キュヒョンに預けますって。
でも、指輪は貰って行きますって｣

｢あずける？｣

WH｢もしかしたら、また出会えるかもって。
運命のような出会いだったからって｣

｢ヌナ･･･俺･･･｣

WH｢まだ好きなんだよね？｣

｢うん･･･ｳｯ･･･うん･･･｣

WH｢キュヒョナ、日本は意外と近いよ｣

｢そうなの･･･かな？｣

WH｢先月、ジョンウンさ
忙しいって言ってね、１回しか
会えなかったんだよ｣

拗ねたように言うヌナの
話の意図が俺の心の緊張を
ほぐしていく。

YS｢忙しかったんだから
仕方ないだろ？コラ｣

WH｢すごぉーーーく近くにいるのに
これなんだから、日本は近いわ｣

YS｢弟に愚痴るなって｣

WH｢じゃあ、誰に愚痴るのよ｣

YS｢(￣- ￣ ) ﾝｰ、俺？｣

WH｢ジョンウンの愚痴を
ジョンウンに言うの？｣

YS｢そう｣

WH｢そんなの可笑しいよね？キュヒョン｣

｢え？･･･まぁそうだね。
変ですよ、ヒョン｣

YS｢うるせー｣

WH｢笑えたね(*´ω｀*)キュヒョン｣

｢え？｣

WH｢Aちゃんが
電話するって言ってたよ｣

きっと声が聞きたくなるから。
きっと会いたくなるから。

電話には出て欲しいって
ヌナに伝言を残したA。

俺の方が我慢できないよ。

今すぐ会いに行って
謝りたい。

別れようなんて
言うべきじゃなかった。

こんなにも早く
後悔するなんて･･･馬鹿だな俺。