傍で夢を･･･ -YS-

story 34 -YS- ページ34

なんなんだよ･･･。

だって、だってそうだろ？
一昨日も来たって･･･。




俺が忙しくしてる間に
キュヒョンに先越されたってことだよな？
違うのか？





ムシャクシャする･･･。




｢ただいま｣

KH｢お帰りなさい｣





ここにきて、お前かよ･･･。




KH｢ヌナと食事じゃ？｣

｢弟の女に手を出したりしねー｣

KH｢誰の女？｣

｢お前だろっ!!!｣

KH｢はぁ？｣





惚けやがって。
コイツ･･･。






KH｢もしかして･･･｣

｢なんだよ｣

KH｢一昨日？そして今日ですか？｣





コイツ･･･。





KH｢あのですねぇ･･･｣

｢なんだよ｣

KH｢やめた。
とにかく早く謝った方がいいですよ｣

｢なんで俺が謝るんだよっ!!!｣

KH｢もー面倒くさいなぁ｣





面倒くさいって言った？
今、面倒くさいって言ったよな？



コーイーツー!!!



KH｢あ、いーんですか？
殴ったら絶対教えませんよ!!!｣

｢はぁ？お、お、お前っっ!!!｣

KH｢あーもぅっ!!!
一昨日、振られたんです!!!
その時動揺してカバン忘れて帰ったんです!!!
それをさっき取りに行きました!!!
これでいいですかっっ？｣

｢は？？？｣





振られたとな？
Aに？




KH｢今日、ヒョンが午後オフなの知ってて
先手を打とうと思ったんです。
でも、振られました。
好きな人がいるらしいです!!!もうっ!!!｣





つまり･･･俺の勘違い？





はぁ･･･やっちゃった･･･。


どうするよ、俺？



の前に･･･

｢すまん｣

KH｢もーいーです｣

｢俺が悪かった｣

KH｢俺に謝ってる場合ですか？｣




そうだった。
行かなきゃだな。
ってか、好きな人？

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