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story 17 -YS- ページ17

隣に座ったAから
イイ香りがして
胸が高鳴った。




ヒチョルヒョンみたいに
馴れ馴れしく触れない。
ドンヘみたいに明るくも振る舞えない。





A「映画とか観ます?」

「お?あー、好きだぞ」

A「どんなのが好きですか?」

「なんでも観るぞ」

A「なにかオススメあります?」





弟達なら面倒くさがって聞かない
映画の話をAは
面白そうに聞いてくれた。




題名を覚えられないから
メールで送ってくれとか
興味のある内容だと
エンデイングは言わないでくれとか。




「日本でもスタイリストしてたのか?」

A「もちろん」

「じゃー・・・」

A「芸能人と付き合ったことあるか?」

「え?あ、いや。多いから」

A「ないです。
私、こんな感じなので恋愛対象には
ならないんです」

「ならないようにしてるんじゃなくて?」





なんとなく
そんな気がした。


自分から遠ざけてるような
線を引いているような・・・。






少し酔ったAを
外に連れ出した。



俺の煙草を取り上げて
一気に吸い込むAは
正直魅力的だった。



俺の心臓が速度を増した。





「帰ろーか?」

A「いーのかなぁ?」

「みんな酔ってるし大丈夫だろ。
ちょっと待ってろ。荷物取ってくる」

A「あーーい」





荷物を取りに戻って
バレないように
個室を後にした・・・つもりだった。




KH「ヒョン?」

「お、おぅ・・・キュヒョナ」

KH「帰るんですか?」

「ん?あぁ」

KH「それ、Aヌナのですよね?」

「酔ってるから、送ってく。
俺も帰るよ。上手く言っといて」

KH「貸しですよ」





後ろ手に手を振って
その場をやり過ごした。





再び店の裏手に行くと
真っ暗な空を見あげていたA。


横に立ち一緒に空を見上げる。



「なにか見えるか?」

A「闇でふね」

「闇か・・・」

A「イェソンさん」

「んー?」

A「不思議な人でふね」

「俺?」

A「はい。いつの間にか
私のテリトリーにいる気がしまふ」

「A」

A「はい?」

「好きになっていいか?」

A「(*´∇`*)フフッ。ダメでふ」

「そうか・・・帰るぞ」

A「あい」

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設定タグ:SuperJunior , イェソン   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - 未緒さん» このお話はイェソンさんのお話の中でも好きな作品です。またイェソンさんを書いた時はよろしくお願いします。 (2019年1月17日 17時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
未緒(プロフ) - イェソンさんのお話 もっと読みたいです!! 期待してます(^-^) (2019年1月17日 17時) (レス) id: a7a22d3f8f (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - ローズマリーさん» 素敵なコメントありがとうございます。そんな風に言って頂いて嬉しいです。これからも頑張ります!!よろしくお願いします!! (2016年7月26日 14時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
ローズマリー(プロフ) - 初めまして。イェソンさんの醸し出す雰囲気にドキドキしながら一気に読ませて頂きました。今、幸せな余韻に浸っています。素敵なお話を有難うございました。 (2016年7月26日 9時) (レス) id: c5c79aae4e (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - まゆまゆさん» コメントありがとうございます。イェソンさんはAB型なので理解不能なさるるんの勝手なイメージです笑。でもきっとやるときゃやる人だと思います!!! (2015年4月21日 7時) (レス) id: 4a32fd80f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2015年4月8日 19時

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