愛されたい -YS- 編集終了 (ページ7)

今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:59,877 hit

story 7 ページ7

ヌナの店に行ってから
1週間が過ぎたのに時々ヌナを思い出していた。

スタジオに行くため
外に出て、晴れている空を見上げては
ヌナを思い出した。

あれから2回
PVの打ち合わせがあったけど
ヌナが来ることはなかった。

時間が経てば経つほど
ヌナに会いくなる。
ヌナがどんどん大きくなる。

PV撮影は3日間。
初日はスタジオで
残り2日は郊外の公園。

初日、スタジオでの撮影。
休憩中にその時はきた。

ヌナだ。

DH｢ヌ～～～ナ～～～♪｣ヾ(*´∀｀*)ﾉ

ドンヘの声に反応して
ドンヘの目線の先に
俺の目線も向ける。

白いシャツに
黒いスキニーパンツ
少し高めのヒールのパンプス
そしてあのふわふわの長い髪。

EH｢ヒョンも行ったらどうです？｣

横にいたヒョクチェが
携帯を触りながら
呟くように言った。

｢え？なんで俺が？｣

EH｢だって、見てるから｣

そんなに見てた？
いやいや、そんなに見てないぞ。

DH｢ヒョン｣

ドンヘがヌナを連れて
俺達の所に来た。
しっかり手が繋がれている。
その手を見て
ちょっとイラッとした。

WH｢こんにちは｣

あの笑顔だ。
俺はあ、どーもと返事をし
軽く会釈で返した。

SW｢おっ!!ヌナ？｣

WH｢シウォナ、久しぶり｣

話を聞くとシウォンも
ヌナが秘書をしている先生の
ドラマに出演したことがあるらしい。
ドンヘも確かそんなことを言っていたな

俳優組め、俺より先に...ﾁｪｯ。

WH｢ジョンウナ、少し話せる？｣

シウォンと話していたはずのヌナの声に
耳を疑ったけど、
“はい”と返事をすると
別の場所でと言われ、席を立った。

みんなと少し離れた場所。

｢実はね...どう言おうかなぁ...｣

なんだ？
告白か？
え？
どーする、どーする？

胸の高鳴りが止まらない。

WH｢えーっと、実は私秘書じゃないの｣

何の告白だ？

WH｢私が作家なの。私が書いてるの｣

えっと...私が書いてる？
え？作家の先生がヌナ？

WH｢ちょっと事情があって隠してるの。
っで、作家としてジョンウンに
お願いがあるんだけど｣

｢はい｣

WH｢今度新しいドラマが始まるんだけど
OST頼まれてくれない？｣

俺は是非にと返事をした。
ヌナはありがとぅと言い
マネヒョンにも話して来ると言って
マネヒョンの所へ向かった。