story 32 ページ32
RW｢ヒョン何か食べないと｣
｢おー｣
あれから2週間。
相変わらず宿舎に缶詰状態
ドンヘのドラマのOSTの話も流れた
体調不良で入院していることに
なってるとトゥギヒョンが
教えてくれた。
ヌナが恋しい。
ヌナに会いたい。
ベッドで過ごす日々に嫌気が差してきた頃
HC｢お〜〜〜い!!!傷心青年っ!!!｣
｢なんですか。
ほっといてください｣
HC｢ほれっ｣
それは手紙だった。
“Dearジョンウン”
ヌナからだ。
震える手で急いで開いた
“ジョンウナ、元気？
私はなんとか元気です。
まだジョンウニの温もりが
体のあちこちに
家のあちこちに残ってて
寂しいです。
ジョンウナ
こんな私を愛してくれて
ありがとう。
素直にあなたの愛に応えられなくて
ごめんなさい。
幸せだったよ。
私にとってあなたは
イェソンではなくジョンウンでした。
でも、イェソンなんだよね。
あなたに愛されて
私はとても幸せでした。
同じようにあなたを
愛してあげたかった。
お仕事頑張ってね。
ペンとして活躍を見守っています
ジョンウナ
愛してる
from 山野 A Yong Won-hee”
｢ヒョンこれ、どうしたんですか？｣
HC｢ん？まぁあれだ。
直々に預かった｣
｢元気そうでしたか？｣
HC｢‥‥あぁ〜〜〜もぅっ!!!
イライラするなぁお前っ!!!」
「は？」
HC「まだ好きなんだろ？
愛してるんだよな？
このままでいいのかよ？
時間が解決してくれるの
待ってる感じ？
アホか？いや、馬鹿か？｣
｢･･････｣
HC｢覇気がなくて死人みたいだったよ、ヌナ。
守るんだろ？救うんだろ？
愛されたいよな？｣
泣けてきた。
ヒョンの言ってることが
正しすぎて。
HC｢だからぁーーー!!!
泣くなって!!!
泣いたら解決するわけ？｣
｢だって‥‥。｣
HC｢いいか？
お前は一人じゃないだろ？
仲間がいるよな？｣
｢……はい｣
HC｢お前以外はフリーで動けるんだよ
わかるか？｣
｢はい……｣
HC｢頼めよ。使えよ。あ？｣
なるほど！( °△° )
HC｢そして今、ここに俺のスマホがある｣
｢はい♪｣
HC｢お〜〜〜元気になってきたな｣
手を出して
ヒョンがヒラヒラしているスマホをねだったのに･･･。
HC｢いや、俺のは貸さんっ!!!｣
え？えぇ？ええええぇぇぇ!!!!!!!
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作者名：さるるん
| 作成日時：2015年1月17日 0時
