愛されたい -YS- 編集終了 (ページ4)

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story 4 ページ4

ベッドに座ったままドンヘを呼び寄せると
ヒョクチェを伴って入って来た。

｢お前は呼んでねーよ｣

EH｢まぁまぁヾ(´ｏ｀ヾ)
また、すぐ怒るんだからー。｣

ヒョクチェはドンヘについて部屋に入り
仕方なさそうに俺のベッドの足元に
腰を下ろした。

半泣き状態のドンヘに
｢お前、あのヌナ知り合いだろ？｣と聞いたら

ドンヘはきょとんとしていて
少し考えた後、満面の笑で答えた。

DH｢あ～～～!!!ウォニヌナのこと？
秘書のヌナでしょ？｣

｢あー、そうそう｣

DH｢えー、なんで？なんで？
ヒョン気になるの？
ダメだよー。ヌナは俺たちより
ずーっと年上だからねー｣

いやいや･･･。

｢あのな、ドンヘ。
今日、ちょっと世話になってさ
お礼したいんだ｣

DH｢そーゆーことかぁ
じゃあ、ヌナのお店行く？
電話しとくよぉ｣

｢あー頼むわ｣

打ち合わせの場所とかで
お礼を伝えるのはちょっと。

まあ店ならメンバーもいないし
その方がいいかも。

ヌナに電話しなきゃと
嬉しそうにドンヘは出て行った後、
ヒョクチェにどういうこと？と聞かれたけど

｢んーまぁちょっとな｣とだけ答えた。

少しだけ怪しむ目つきで
俺を横目に見ながら
ヒョクチェもドンヘの後を追った。

数日後、テレビ局にいた俺は
バラエティー番組に出演して疲れていた。
宿舎に戻って早く寝たい...。

それなのに
控え室で帰る準備をしていた俺に
忍び寄る2人･･･。

DH｢あのー。ヒョン？｣

｢なんだ？｣

DH｢あのさ、この後用事ある？｣

俺が疲れているのを悟ったのか
少し距離を置いて聞いていて
それが更に俺をイラッとさせた。

｢なんで？｣

DH｢ヌナのお店行かないかなー？｣

今日？
帰って寝たいのに？

俺の怒りゲージを察知したヒョクチェが
ドンヘのフォローに来た。

EH｢ドンヘ、あれ言った？｣

DH｢あれ？．．．あー!!!
ヌナにね、ヒョンを連れて行くって
言ったんだ。
そしたらね、すごーく喜んでたよ。
ペンなんだってー。｣

あ、そう。
っで？だから？
と、いつもならなる所だけど
なんだかちょっとだけ
くすぐったい感じがした。

あの悲しい笑顔に
もう一度会いたいと思った。

｢わかった、行く｣

ドンヘとヒョクチェは
ほっとした顔で見合っていた。