story 30 ページ30
朝、昨日セットした時間に
スマホのアラームが鳴った。
目が覚めて
俺の腕の中で眠るヌナを確認
改めて抱きしめる。
髪をかき上げて耳にキスをする。
鼻にも、肩にも
唇に軽くキスをすると
フフっとヌナが笑った。
WH｢おはよ｣
｢ヌナ、好きだよ。愛してる｣
WH｢強くならないとね
ジョンウンの愛に応えたいから｣
もう一度、抱きしめて思った、心から。
あぁぁ〜〜〜!!!
幸せだっ♪
WH｢ジョンウナ、仕事は？
時間いいの？｣
そうだ現実があったんだった･･･。
｢今何時？｣
WH｢9時過ぎかな｣
やばっ!!
急いで服を着て、
電話するねと伝えて、
俺は急いでヌナの家を出た。
スマホを確認すると“不在着信 16件”
今日は‥‥雑誌の取材だったな。
どこだ？どこに行けばいい？
“チャリリン♪”
キュヒョンからのメール
“○○出版社です。急いで下さい”
よくできたマンネだな。
出版社に到着し急いでメイク室に向かい
扉を開くと一番会いたくない人。
HC｢おっ、朝帰りイェソンくーーん｣
ヒチョルヒョン‥‥。
HC｢どこ行ってたのー？
昨日と同じお洋服だねー。
誰といたのかなー？｣
｢いいでしょ？｣
HC｢ダメだね。もうすぐトゥギも来るぜ｣
LT｢イェソンっっっ!!!｣
ひたすら謝った
そしてひたすら何も聞かないでと
懇願した。
なんとか取材は終わった。
取材の間中、代わる代わる
余計なことを言いに来やがって
ったく･･･。
珍しくマネヒョンが
食事に行くと言い出し
今日はどう頑張っても、
ヌナにあえない。
“みんなで食事だって
今日は行けないや
会いたかったのに、ごめん”
WH“大丈夫よ。
私も締切近いから。電話するね”
電話するね？
電話してくれるのか？？？
ヤバいです。
イェソン、いやキムジョンウン
ヤバいです!!
焼肉の店に着くと個室に案内され、
俺の隣にキュヒョンとヒョクチェが座った。
KH｢昨日はどちらに？｣
｢うるさい｣
EH｢どれだけ心配したと？｣
｢あー、すまん。でも言えない･･･｣
DH｢ヒョン、ヌナとお泊りだったのぉ？まさか･･･｣
こいつは‥‥まったく
KH＆EH｢図星。わかりやすっ｣
だぁぁぁっ!!!
嫌がりながらも心地よかった。
俺を通してみんながヌナを見てて
諦めなくてよかったと
心から思った。
それなのに
俺がヌナを傷つける日が来るなんて...。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さるるん
| 作成日時：2015年1月17日 0時
