story 24 ページ24
長い階段登りはきると
そこには航平がいた。
航｢お久しぶりです｣
｢おぅ｣
航｢その後、姉とはどうですか？｣
｢えっ？あ、まぁな｣
DH｢ヒョンね〜、1回振られたんだよ〜｣
｢余計なことは言わんでいいっ!!!｣
航｢俺の話を聞いても
好きでいてくれるなら、それでいいです｣
航平がまたヌナと同じ笑顔で笑っていた。
個室に入ると
今日はヒョクチェがドンヘを引っ張って
無理矢理自分の横に座らせる。
ドンヘが俺の隣はヌナなのにって
ぼやいてた。
ドンヘ･･･
お前は少し空気を読むことを覚えなさい。
“コンコン”
ノックと同時にヌナ。
今日はスーツ。
細身の白いパンツスーツ。
いや、なんかそそられますけど……////
靴を脱いで部屋に入ると
自分の靴と一緒に
俺たちの靴も整えて
俺の横に座った。
いつもの甘い香り(*´ｪ`*)
｢これ、お返し｣
と言って小さな袋を3人の前に
差し出してくれたヌナ。
ドンヘとヒョクチェには
｢日本のお土産｣
と言って、悪戯に笑っていた。
俺が2人を連れてくるって
わかってたんだろうな。
｢開けていい？｣
WH｢どうぞ｣
ドンヘとヒョクチェのは
お揃いのブレスレットだった。
シルバーとゴールド。
俺のもブレスレットだけど
革製の三連になっている
大人っぽい感じで
チャームが付いていた。
“wrap in love”
ん？
前に見たことが‥‥
｢私のデザインなんだよ｣
とヌナが小声で言っていた。
嬉しすぎる。
可愛すぎる。
しかも届く距離にいる。
まぁ普通抱きしめるよな。
横から抱きつくと
頭を(｡´･ω･)ﾉﾞよしよししてくれた。
DH｢あ〜〜〜!!!ずるい〜〜〜!!!
俺のヌナなのに〜〜〜!!!｣
｢誰がお前のだよっ!!!｣
楽しい食事だった。
ヌナもたくさん笑ってて。
こんな日が続けばいいのに。
ヌナが傍に居て
笑ってくれて
俺とご飯食べて
弟達も一緒に遊んで
俺は幸せだ。
ヌナが俺の気持ちを受け入れてくれなくても
傍に居れたらそれでいいと
心から思えた。
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作者名：さるるん
| 作成日時：2015年1月17日 0時
