愛されたい -YS- 編集終了 (ページ3)

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story 3 ページ3

秘書のヌナが会議室から出て行った
その直後、マネヒョンが
俺の所にやってきて何やら怒ってる。

MG｢調子悪いのか？｣

｢えっ？いや｣

普段、そんなこと言わない人に
体調が悪いことに気がつかれて焦った。

｢では、今日はこの辺で｣
イナさんがそう言うと
マネヒョンがしきりに謝っていた。

作家の先生側の人が会議室を後にすると
マネヒョンがまた俺の所に来て怒ってる。

MG｢調子悪いならそう言えよっ!!
俺の管理がなってないみたいだろ？｣

｢怒んなよ｣

MG｢まぁいいよ。
とにかく今日は帰れ。送らせるから｣

半ば無理矢理、宿舎に1人帰るよう
言われてしまった。

『1人は嫌なのに...』

仕方なく事務所の人の車で
送ってもらうことになり
駐車場の車で待っていると、
駐車場の出入口から
事務所の人が出てきた。

ん？誰かに呼び止められてんな。
秘書のヌナ？

数分会話をすると
秘書のヌナは去って行った。
去り際に助手席の俺に向かって
笑顔で手を振っていた。
俺は手を振れなくて、会釈で応えた。

車に乗り込んだヒョンに尋ねる。

｢何の話をしてたんですか？｣

ｽﾀｯﾌ｢はい、これ｣

薬局の袋？

ｽﾀｯﾌ｢さっきの人がくれたんだ。
イェソンが調子悪そうだからって
会議を中断してくれたんだろ？
次、会ったらお礼言わなきゃな｣

あのヌナが気が付いて
俺のために会議を中断した？

なんで分かったんだ？
秘書なのに会議を中断？
何者なんだ？

ヒョクチェは
レストランのオーナーって言ってたし。

(；－ω－)ｳｰﾝ

宿舎に着いて
俺は静かな宿舎の自分の部屋で
ヌナにもらった薬を飲んで
ヌナのことを考えながら眠りについた。

｢イェソンヒョン、起きてる？｣

リョウクの声で目が覚めた。
どれだけ寝たんだろうか
メンバーが戻ったことにも
気付かなかった。

｢あー、うん｣

DH｢ヒョ～～～ン、大丈夫？｣

ドンヘがリョウクの後ろから顔を出し
その後ろからヒョクチェ。
目覚めに悪い映像だな･･･。

RW｢何か食べた？ヒョン、何か作る？｣

俺が頷くと
リョウクがお粥を作ると言い
ドアから離れて残されたドンヘが
どーしたらいいかわからない様子で
ヒョクチェに目で訴えている。

｢ドンヘ、ちょっと｣

手をひらひらさせて
呼び寄せたのは、
ヌナのことを聞こうと思って。

｢なに？...何かしたかな？俺...｣

ヒョクチェの手を引きながら
ビビりながらドンヘが入って来た。