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story 14 ページ14

後悔したって遅い。
やってしまったものは
しょーがない。
とにかくヌナに会いたい。




ヌナの頬にキスをして
あれから1週間が過ぎていた。




カムバックのための雑誌の取材で
出版社に出向いた俺たち。




出版社に着くと
入口でスタッフが待っていた。




小さめのビル。
中はシンプルに白と黒で
まとめられている。




スタッフに目を向けると‥‥
あれ?イナさん?
ヌナがいる出版社だ。




写真の撮影の為、スタジオに向かう。




WH「おはようございます」

DH「ヌナだぁ〜〜〜」ヾ(*´∀`*)ノ




ヌナの声にハッとした。
振り返るとヌナがいて、
ヌナが俺に気がついて笑顔で
手を振ってくれた。




その笑顔を見て
俺の心は安堵感に包まれた。
怒ってないみたいで・・・。




重たかった心が軽くなったな。




KH「ヒョン、なんか嬉しそうですね
ヌナに会えたからですか?」(。-∀-)

調子に乗りやがって
ブラックマンネ(-_-メ)




ヌナが怒ってなくて幸せな気持ちだったのに
撮影が終わってすぐ、俺は呼び止められた。

?「イェソン君、ちょっと」




えーっと、誰だっけ?



?「PVの打ち合わせの時
何回か会ったよね?松木です」

「あー、どーも」

そう言えば、現場でも
よくヌナと居たな、コイツ。

松「コレ」

と言って差し出したのは写真。
俺がヌナにキスした瞬間の写真。
手を繋いで散歩してる写真。




...え?

松「うちのヨンに手を出さないで下さい」

ちょっと強めに言う
その男に俺は怒りを覚えた。

松「どーゆうつもりか知りませんけど
ほんっと、やめて下さい」

「はぁぁ〜〜〜??」

思わず声が出た。
なんで俺が
そんな風に言われにゃならん?
つーか、お前は何者なんだよ?

松「この写真、現場に取材に来てた
週刊誌の記者が撮ったものです」

「で?」

松「あなたアイドルですよね?
表に出ると困りますよね?」

「別に」

松「これ、うちのヨンが買取りました」




は?買い取った?




松「うちのヨンは
そうゆうことを平気でします。
何故かわかりますか?
日本人だからです。
生き辛くならないように、
必死に自分を守っているんです」




怒る気が失せた。
どれだけの傷を抱えているのか
容易に想像できた。
松木は言うだけ言って
俺を置いてその場を去った。





ヒョクチェが言っていた
構うなと、救えるのかと
そうゆうことか・・・。

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設定タグ:SuperJunior , イェソン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:さるるん | 作成日時:2015年1月17日 0時

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