☆ ページ36
その日の夜
藍｢…｣
勤務も終わり、藍沢は翔北から自宅へ帰るために、人気のない道を歩いていた。
スタッ スタッ スタッ スタッ スタッ スタッ
藍｢？｣
スタッ スタッ…
スタッ スタッ…
藍(!!何だ…？)
背後から足音が聞こえ、藍沢が歩くと歩き、藍沢が止まると背後の足音もとまる。
後ろを振り向かずに何度か歩く止まるを繰り返すが背後から聞こえる音は全部藍沢の動きと同じ動きをする。
藍(……本当なんなんだ？)
もうすぐ曲がり角に差し掛かるため、藍沢は曲がろうとした。
そのとき！！！
ドンッ フラッ ドサッ
藍｢!!っ｣
急に後ろから強く押された。
突然なことに驚いた藍沢は、押されて、
そのまま前に転び、倒れてしまった。
藍｢なっ！誰だ！」
？(ニヤッ)
藍｢え？｣ゾッ
藍沢が振り向くと、全身黒い服装をして、フードを目深にかぶった男が不適な笑みを浮かべて走り去って行った。
その男の不適な笑みに藍沢は背筋に冷たい感覚を感じた。
この日から謎の男が藍沢の後をつけることは、毎日のように同じ事が続いた＿＿＿＿……
それから約2週間後の朝…
朝、カンファレンスを終えてパソコンのキーボードを叩いていると、藤川が藍沢の体をみて
藍沢に話しかけた。
藤｢藍沢…その怪我…｣
藍｢？…あ、あぁ｣
藤「前も怪我負ってたよな…」
藍「い、いや…これは…なんでもない…」
藤「本当か？」
他のメンバーからも、｢どうしたの？｣と聞かれるも藍沢は黙って答えない。
毎日、後をつけられ、転ばせられたり、後ろから押されたり、無言電話や、真夜中にドアを叩かれたり、迷惑手紙など、
些細な嫌がらせを受けていた。
毎日のため、藍沢も周りを警戒して気を付けるも帰路ずっと神経を集中させるなんて、いくら藍沢でも完璧にはできない。
藍沢が一瞬油断した所を狙われることもあり、その時に小さなものだが怪我をすることも少なくなかった。
白｢最近なんか様子おかしいけど大丈夫？顔色だって何か少し悪いような…｣
藍｢何でもない。いつも通りだ｣
白｢…本当に？｣
藍｢…あぁ(本当何がしたいんだ…)｣
白(？藍沢先生？)
グラッ
ガタタッ
藍｢!!っ！｣
今までにないくらいの強い目眩が起こり、藍沢は思わずバランスを崩し、デスクに手をついた。
マズイと思い白石達の方を見たが、皆は話に集中して藍沢に気付いていないようだった
藍(…気付かれてない、な。よかった…)
一瞬ホッとした表情をした後、藍沢は脳外へ向かった
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い湯っち(プロフ) - リクエストしたいです！ 地震や二次災害に巻き込まれてでもよいのですが、瓦礫などで、下半身が挟まれた事により、車イス生活を余儀なくされてしまう、お話書けますか？ (2020年6月22日 18時) (
レス) id: f3b383dc4b (このIDを非表示/違反報告)
藍沢先生が好きな人 - リクエストしていいですか？藍沢が義手になって幻肢痛に悩まされる話を書いて欲しいです。救命のみんなに看病される話 (2020年5月20日 1時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
真依いちご - 受験生さん» りょーかいです！ (2020年1月3日 20時) (レス) id: b847c3d297 (このIDを非表示/違反報告)
受験生 - 藍沢先生が階段から突き落とされる話を書いてほしいです。突き落とした相手は高校の同級生の女の子が片思いしていた設定でお願いします。高校時代のクラスメイトも少し出て来てほしいです。お願いします (2020年1月1日 2時) (レス) id: 4d280d0bb5 (このIDを非表示/違反報告)
M.P. - こちらこそありがとうございます。 (2019年12月18日 20時) (レス) id: 417fdf00c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真依いちご | 作成日時：2019年9月22日 11時
