藍沢先生が……！

☆ ページ28

流架にあった日から数日後

藍沢sid

家に帰ると、ポストに何か入っている。

手紙か？

そう思いながら封筒を開けて中身を見る。

藍「…！！」

封筒の中には、翔北にいる俺の写真と、プライベートの俺の写真が入っていた。

なんなんだ。これは？

ポストをよく見ると、もう一つ入っている。

写真が入っていた封筒と同じ封筒だ。

俺は恐る恐る封筒を開ける。

するとそこには、写真ではなかったが、白い便箋の手紙が入っていた。

「おかえりなさい。藍沢耕作さん。かっこいいですね。いつみてもかっこいい。愛してます。大好きです。お医者さんなんですね。お仕事までかっこいいです。」

ボールペンでそう書いてあった。

ここまでくると、さすがに俺でも怖い。

手紙と写真をゴミ箱に入れ、リビングへと入った。

プライベートのスマホを見ると、メールが10件きていた。

なんだ？仕事か？

そう思いメールの内容を見てみると、
俺の背筋に寒気が走った。

メールの内容は、

「おかえりなさい」

「スマホのメアド、手に入れちゃいました。」

「これで、お話できますね。」

「今日もかっこよかったです。」

など、たくさんメールがきていた。

プライベートのスマホのメアドをなぜ知っているんだ。

どこで手に入れたんだ。

俺は、ご飯を食べる気にもなれず、適当にシャワーを浴びて、眠りについた。

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数日後

白「藍沢先生？顔色悪いよ？」

藍「いや、大丈夫だ。」

白「でも、…」

藍「わかった。家に帰る。それでいいか？」

白「わかった。いいよ。ゆっくり休んでね。」

藍「あぁ。」

そう言って藍沢は翔北を出た後、いつものコンビニに足を運んだ。

コンビニ

藍「ホットコーヒーください」

流架「はい。」

流架sid

あぁ、藍沢さんかっこいいな。

家もわかってるし、務め先も知ってる。

明日、病院に行って告白しようかな。

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