Ｍｙ　Ｆｏｒｔｕｎｅ　With　My Love ～ＪＪ～　第４章 (ページ44)

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支えページ44

ダメ・・・

泣いたら、ユチョンを困らせちゃう

大丈夫・・・きっと、ユチョンの言うとおり、用事があったんだ・・・

ジェジュンは私には、しばらく会わないって言った

あの人が今、ジェジュンのそばにいる

のどの奥がぎゅっと締まって、息が苦しい

我慢したいのに、涙が溢れてくる

ユチョンに見られないように、嗚咽が漏れないように、唇を噛み締めた

ＹＣ「いいよ・・・我慢しなくても・・・」

そう言って、握ってくれたユチョンの手は大きくて温かだった

心配させたくないのに、涙は止まってくれなかった

ＹＣ「A、着いたよ・・・」

ユチョンにそう、声をかけられた

いつも、ジェジュンが止めている来客用の駐車スペースに、ユチョンの車が止まっている

助手席に回ったユチョンがドアを開けてくれて、ゆっくりと手を取り、車から降ろしてくれた

なんとか、車から降り、ユチョンの方に視線を向けた

A「ユチョン・・・ありがと、私、大丈夫だから・・・これで・・・」

ＹＣ「部屋まで、送る・・・」

A「大丈夫だって・・・一人で帰れるから・・・」

ユチョンは私のことをじっと見ていたが、静かに頷きながら、運転席に乗りこんだ

ユチョンの車を見送って、部屋に戻ろうとエレベーターに向かう

歩いていてもふらつく

まっすぐに歩いているはずなのに、体が壁にぶつかった

足に力が入らない・・・

しっかり、しなくちゃ・・・

ＪＪ「・・・待っててくれる？」

今、私の中に残ってるのはこの言葉だけ・・・

待たなくちゃ・・・

信じなくちゃ・・・

エレベーターの前にたどり着き、ボタンを押した

エレベーターの扉が開き、乗り込もうと一歩を踏み出したとき、目の前が真っ暗になった

倒れる・・・

そう、思ったとき、誰かに支えられた

視線を向けると、ユチョンが、私の腕を掴んで、支えていた

ＹＣ「セーフ・・・だったね」

A「ユチョン・・・」

ＹＣ「やせ我慢はなしっすよ」

そのまま、ユチョンに支えられながら、部屋に戻った

着替えをし、ふらつきながら、リビングに戻ると、ユチョンがミルクを温めてくれていた

ＹＣ「これ飲んだら、リラックスできるから・・・」

カップに入れ、フゥフゥしながら、持って来てくれた