Ｍｙ　Ｆｏｒｔｕｎｅ　With　My Love ～ＪＪ～　第４章 (ページ42)

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小柄な君ページ42

少し、怒らせてしまったようで、その後、追い掛け回された

意外と元気か？

そう思ったとき、Aがしゃがみこんでしまった

Aの顔を見ると、真っ青になっている

俺は駆け寄って、思わず、抱きしめた

こんなになってるなんて・・・

A「はは、ちょっと、仕事のしすぎかな・・・」

ごまかそうとしてるけど、大丈夫じゃないこと、誰だってわかるよ・・・そんな顔してるの見れば・・・

A「・・・・ユチョン？」

ＹＣ「A、無理しなくていいよ」

腕の中のAは思ったよりも小柄で、腕をまわすと、すっぽりと入り込んだ

A「なんか、気持ちいい・・・ユチョン・・・」

抱きしめまま、背中をさすっていると、腕の中から小さな声がして、しばらくたつと、寝息が聞こえてきた

ＹＣ「どんだけ・・・無防備なの・・・A」

俺の腕の中で寝ているAの顔はまだ青白いままで、食事に行くなんて感じじゃない

Aの自宅まで、送り届け、休ませることにした

車まで、抱きかかえていき、助手席に乗せた

荷物を後部座席に置き、車を走らせると、Aが目を開けた

まだ、寝ぼけてるようなAに前を向いたまま、声をかけた

ＹＣ「家まで、送る・・・着くまで、寝てな・・・」

安心したのか、再び、目を閉じ、寝息を立て始めた

一体、どうしたっていうんだ・・・ジェジュン・・・

Aがこんなに弱ってても、平気なのか？

俺にも言えない訳ってなんだ？

何を一人で抱え込んでるんだ

考え始めると何もできない自分に腹が立ってきた

Aのマンションについたが、助手席を見ると、Aはまだ、スヤスヤと眠ってる

起こすのも可哀想に想い、再び、エンジンをかけ、車を発進させた

街中をドライブしているうち、気がつけば、ジェジュンのマンションの近くを走っていた

Aはまだ、寝ている・・・

マンションの下に車を止め、ふと、部屋のあるあたりを見上げると、誰かがベランダから顔を出していた

ジェジュンか？

・・・ちがう、あれは確か・・・

思わず、携帯を取り出し、発信ボタンを押した