Ｍｙ　Ｆｏｒｔｕｎｅ　With　My Love ～ＪＪ～　第４章 (ページ39)

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らしくない人物ページ39

今日はツアー用の録音があり、久しぶりに３人が集まった

久しぶりに会ったジェジュンに俺は違和感を覚えた

ハイタッチをしながら、ＳｏｕｌＭａｔｅに挨拶をした

ＹＣ「ジェジュン・・・元気？」

ＪＪ「あぁ・・・」

ＹＣ「そんな感じに見えないよ・・・Aとケンカ中とか？」

ＪＪ「ん？・・・いや・・・・」

握った手を引き寄せて、軽くハグをする

あれっ、痩せたか？・・・

口数が少ないってよりは、覇気がないっていうか・・・

とにかく、いつものジェジュンじゃないことはすぐにわかった

ブースに入り、ヘッドフォンを耳に当てながら、音を拾っていく

視線を上げ、いつものようにジェジュンをみると、うつむいたまま、動かない姿が見えた

反応無しか・・・珍しい・・・

大抵、誰かが録音に入ると、その様子をみながら、楽譜を確認しているのが普通なのに、今日は楽譜さえもみていない

やっぱり、変だよね、今日のジェジュン・・・

俺の担当部分が終了し、次にジェジュンが入っていった

ブースの中が見える場所に座っていると、１番に終ったジュンスが鼻歌交じりに、やってきた

俺にとなりに腰掛けると、珍しく、低いトーンで話しかけてきた

ＪＳ「ねぇ、ユッチョン・・・ジェジュン、変だよね・・・」

ＹＣ「お前も、そう思うか・・・」

ＪＳ「soulmateのユッチョンもそう思ったってことは、間違いないってことだね・・・」

ＹＣ「あぁ・・・」

ＪＳ「声も、いつもより全然でていない・・・こんなのジェジュンの声じゃない・・・」

ＹＣ「やっぱり、Aとケンカでもしたか？」

ＪＳ「・・・違うような気がする」

ＹＣ「何・・・野生の感？」

ＪＳ「ふはは・・・なのかな・・・」

ジェジュンは自分の声を聞いて、やっぱり、納得がいかないようで、何度もやり直してはチェックしていた

ＹＣ「ジェジュン・・・もう、休憩にして、気分転換したら？」

ＪＪ「なんで、上手くいかないんだ・・・すみません」

ジェジュンは、スタジオにいるスタッフに頭を下げて録音室から、出て行った

俺はジェジュンの後を追いかけた

ＹＣ「ジェジュン！！！ジェジュン！！！」

ＪＪ「なんだよ・・・」

ジェジュンは少し、イラついた様子で、振り返った