Ｍｙ　Ｆｏｒｔｕｎｅ　With　My Love ～ＪＪ～　第４章 (ページ38)

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ソファにいた人ページ38

最近、３人の活動が活発化してきて、作成しなければならない書類が、時間とともに増えてきた

どうせ、ジェジュンと会うことはできないからと、開き直ったように、仕事に没頭した

気づけば、何日も寝てないが、不思議と辛くなかった

今日も、決まったツアーに関する書類を作成しているうちに、気がつけば、誰もオフィスにはいなくなっており、集中しすぎたことに気がつく

A「あ～ぁ、また、ビリッケツだぁ・・・」

そう、つぶやきながら、腕を上にあげ、思いっきり、伸びると・・・

A「あぁっ、いった！！！」

伸びすぎたのか、わき腹の筋肉が攣って、痛みが走った

A「攣ったぁ・・・・イタタタ」

うずくまって、わき腹をさすっていると、ソファのほうから笑い声が聞こえる

A「そこで、笑ってるのは、どちらさまですかぁ？」

笑い声の主が背もたれから顔を覗かせた

A「ユチョン！！！なんで、そこにいるの？」

ＹＣ「A、面白すぎ・・・ククッ、ブワァッハハハ！！！」

A「質問の答えになってな～い・・・って、イタタタ」

ソファから立ち上がり、私のところに歩いてきた

ＹＣ「大丈夫っすか？・・・ククッほら」

私を立たせようと、手を目の前に出してきた

A「人の不幸を笑うやつにはこうしてやる！！！」

目の前のユチョンに手に噛み付こうと、大きく開けた口を近づけると、

ＹＣ「おわぁ！！！ Aは動物か！！！」

私に噛み付かれそうになり、あわてて手を引っ込めた

散々、騒ぎまくったあと、急にめまいがして、私はその場にしゃがみこんだ

ＹＣ「A、大丈夫？」

A「はは、ちょっと、仕事のしすぎかな・・・」

笑ってごまかしたつもりだったのに、駆け寄ったユチョンに抱き締められた

A「・・・・ユチョン？」

ＹＣ「A、無理しなくていいよ」

久しぶりに誰かに抱きしめられたせいか、ユチョンの腕の中は温かくて、正直、居心地がよかった

A「なんか、気持ちいい・・・ユチョン・・・」

ユチョンは、ずっと背中を撫でてくれて、気がつけば、腕の中で寝てしまったようだ

目が覚めたときは車の中で、目覚めた私に気づいたユチョンは運転しながら言った

ＹＣ「家まで、送る・・・着くまで、寝てな・・・」