流れる涙 ページ35
隣に座っているジヨンさんに視線を向けた
ＪＪ「ジヨンさんのこと、そういう風には思えないんです」
ＧＹ「なんで？・・・私、いつか ジェジュンと共演したいから、頑張ってこれたの・・・」
ＪＪ「そういってもらうのは、本当に うれしいです」
ＧＹ「じゃあ、私の気持ち、わかってくれるでしょ？ これからも ずっとそばにいる関係に なりたい・・・」
ＪＪ「すみません・・・」
ＧＹ「ジェジュン・・・私のものに なってくれない？」
ＪＪ「それは・・・できません」
ＧＹ「やっぱり、整形してるような女は ダメかな・・・」
ジヨンさんは ポロポロと泣き出した
ＪＪ「そうじゃなくて、ジヨンさんの運命の人は 俺じゃないと思います・・・すみません」
泣きじゃくるジヨンさんは グチャグチャになった顔を上げ、つぶやいた
ＧＹ「私は ジェジュンの運命じゃないというの？・・・Aって人が、そうだっていうの？」
流れる涙を手の甲で 乱暴に拭いながら、唇をかみ締めていた
ＪＪ「Aは 関係ないです・・・俺が ジヨンさんを そう思えないだけで・・・」
ＧＹ「ウソ！！！」
ＪＪ「ジヨンさんこそ、わかってください・・・これ以上、幻滅させないで下さい！！！」
俺は 思わず、叫んでいた
ＧＹ「幻滅？ ジェジュンが 私に？」
ＪＪ「あなたが ここまで これたのは、俺のおかげでも、何でもありません・・・ジヨンさんの 才能と努力があったからだと 思います。」
ＧＹ「・・・才能と・・・努力」
ＪＪ「だから、俺は ジヨンさんを 先輩として、尊敬している」
今、話していることは 俺の本心だった
引退間際までいきながら、今は 人気女優として、ドラマに出演してる彼女の根性を 尊敬していた
自分を推薦してくれたと聞いたとき、うれしかったのも 本当だ
ＧＹ「この気持ち、簡単に消せるものじゃない・・・」
ＪＪ「それでも、ジヨンさんを 受け入れることは出来ない」
ＧＹ「わかった・・・じゃあ・・・」
視線をジヨンさんに向けると、いきなり、両手で、頬を包まれ、くちづけをしてきた
そのまま、強引に押し倒すと、俺の上半身に跨ったまま、自分の服を脱いだ
ＪＪ「ジヨンさん・・・」
ＧＹ「ジェジュンのこと 諦めるから・・・今夜だけ 抱いて・・・」
俺の手を取り、その素肌に導いた
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：月影花 | 作成日時：2011年11月21日 21時
