Ｍｙ　Ｆｏｒｔｕｎｅ　With　My Love ～ＪＪ～　第４章 (ページ33)

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挫折感ページ33

数日後、仕事が終った直後、連絡があり、オフィスに呼ばれた

代表室に行くと、Ｐ代表が俺を待ち構えてた

ＪＪ「ヒョン・・・何かあった？」

Ｐ「ジェジュン・・・すまん・・・」

ＪＪ「・・・・ヒョン？まず、話してよ」

Ｐ代表は説明を始めた

今回のドラマが中止になったこと

その理由が、もう一人の主役のスケジュールが合わないこと

そして、公にはできないが、大手韓国事務所が手を組み、大きな団体を組もうと動きはじめたこと

もちろん、この事務所には声がかかっていない

このことも、やはり、ジェジュンのドラマ出演のネックになったようだ

ＪＪ「わかった・・・もう、決定されたんだよね・・・仕方ない・・・」

Ｐ「すまん・・・」

ＪＪ「いいって・・・もう、慣れた・・・」

やっぱり、ダメなのか・・・

正直、凹んでしまう・・・

うつむいてしまう自分がいるけれど、そんなときはなぜか、Aの姿が浮かぶ

A「・・・ジェジュンがいてくれなくちゃ・・・」

そういったAの顔を思い浮かべると、心が温かくなり、落ち着く

このままではいられない・・・

次のチャンスを待つしかないが、次は絶対、外さない

そう決心して、オフィスを後にした

一人、舗道を歩いていると、携帯が震えた

誰だ・・・

画面を開くと、相手はジヨンさんだった

何度も、何度も、メールではないらしく、着信音が響いた

ＪＪ「はい・・・もしもし・・・」

ＧＹ「ジェジュン・・・大丈夫？」

ＪＪ「大丈夫です・・・ジヨンさんこそ、わざわざ、電話ありがとうございます。」

ＧＹ「ジェジュン、ごめん・・・監督にも話したんだけど、ダメだった・・・」

ＪＪ「気にしないでください・・・」

ＧＹ「もう・・・会えないなんて、嫌だから・・・」

ＪＪ「ジヨンさん・・・今から、会えますか？」

ＧＹ「うん・・・今から来れる？」

ジヨンさんが指定したのは、元の俺たちのマンション・・・今のジヨンさんの部屋だった

俺は誘われるまま、ジヨンさんの部屋に向かった

マンションの下に着いて、初めて知った

ジヨンさんから告げられた、彼女の部屋はまさに俺たちが住んでいた部屋だった