Ｍｙ　Ｆｏｒｔｕｎｅ　With　My Love ～ＪＪ～　第４章 (ページ29)

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突然の訪問者ページ29

今日は、やっと決まったツアーのポスター撮影で、ステージで歌えることへの期待で気分は高揚していた

現場に着き、控え室に近づくと、賑やかな笑い声が聞こえてきた

ＪＪ「おはようございま～す！！！」

ドアをあけると、スタッフたちが集まっており、賑やかに話していた全員が、一斉に俺のほうを見た

ＹＣ「おはようございます！！！随分、楽しそうっすね！！！」

後ろから入ってきたユチョンがそう声をかけると、中心にいた人が立ち上がって、微笑んだ

ＪＪ「・・・ジヨンさん・・・」

ＧＹ「昨日、遅くまでつき合わせちゃったから、お詫びに差し入れもって来たの！！！」

話しながら、俺に近づき、そっと腕に触れた

ＪＪ「あぁ、ありがとうございます」

ＧＹ「びっくりしちゃった・・・スタッフさんたち、この前、私が出演したドラマのファンだって言ってくれて・・・ほんと、うれしい！！！」

素直に喜んでいるジヨンさんを見ると、突き放すこともできず、ただ、たっていると、ジュンスが声をかけてきた

ＪＳ「ジェジュン・・・やっときたの？・・・早く、こっちに来て・・・」

珍しく不機嫌な様子のジュンスが、集団とは少しはなれた、ソファに俺を呼んだ

ジヨンさんも怪訝な顔をしながらも、ジュンスに声を掛けた

ＧＹ「ジュンスさんもいかが？」

いつもなら、天使の笑顔で接するジュンスなのに・・・

ＪＳ「すみません・・・いりません」

無表情に返事をした後、背を向けて座りなおした

ＹＣ「ジュンスがそんな態度って、珍しいねぇ・・・」

小声で、つぶやくように話す・・・

ＪＪ「なんかあったの・・・」

遠巻きにスタッフと談笑しているジヨンさんに視線を向け、聞いてみた

ＪＳ「ジェジュン・・・僕、あの人、嫌だから・・・」

ジュンスがこんなことを言うのは珍しい

ＪＳ「あの人・・・Aを探してた・・・」

ＪＪ「なんで？・・・・」

ＪＳ「さっき理由聞いたら、・・・」

ＪＪ「・・・・・・・」

ＪＳ「ジェジュンの彼女か聞くんだって・・・」

ＹＣ「なんで、Aのこと知ってんの・・・・怖いって・・・」

ＪＳ「・・・もしそうだったら、あきらめてもらうんだって、応援してって、僕に笑顔で言ってきた・・・」

俺にはその行動が理解できなかった