ヤバい感じ ページ28
Aに送り出され、マネージャーの車に乗り込むと、すでにユチョンが３列目に座っていた
瞼を閉じたまま、ヘッドフォンをしてるから、てっきり、寝てるんだと思っていたのに、走り出すと、２列目に体を乗り出し、耳元で話しかけてきた
ＹＣ「ジェジュン・・・昨日、あれから、どうした？」
ＪＪ「ん〜？・・・結局、もう１件だけ 行って、送って帰った・・・」
ＹＣ「そっかぁ・・・大丈夫そう？」
ＪＪ「ん〜・・・写真は取られてないはず、個室だったしね
・・・」
ＹＣ「個室？・・・個室に ２人きりで、飲んだんだぁ・・・」
ＪＪ「なんだよぉ、何も疚しいこと、してないって・・・」
ＹＣ「はは・・・なんか怪しい・・・」
ユチョンかぶっていた帽子のつばを ポンと叩いて、下げてやった
ＹＣ「わかってるって・・・で、なんかジヨンさんに 言われた？」
俺は 昨日、ジヨンさんと話したことをユチョンに伝えた
ＹＣ「ふぅ〜ん・・・ヤバいんじゃない？ 彼女・・・」
ＪＪ「・・・俺も そう感じたんだよね・・・」
ＹＣ「どうする・・・これから、顔合わせるだろうし・・・」
ＪＪ「根はいい人だと思う ただ、思わせぶりなことはしたくないから、自分から 話してみるよ」
ＹＣ「昨日、言いそびれたことなんだけど・・・やっぱり、ジヨンさんの初恋の人って、ジェジュンっぽいよ・・・」
ＪＪ「え？ まさか・・・さっき話した屋上以外に会ったことないと思うよ・・・」
ＹＣ「他の共演者から聞いたんだ・・・初恋の人との出会いは 助けてもらったことだって、話してたらしい・・・運命だって・・・」
昨日のジヨンさんの言葉が 蘇ってきた
ＧＹ「運命なんだから、観念してね・・・」
なるべく、早めに話しておいたほうが良さそう
ＹＣ「ジェジュン・・・一人で何とかしようとしないでね・・・」
ＪＪ「・・・わかってるよ、ありがとう」
ＹＣ「Aは このこと 知ってる？」
ＪＪ「いや・・・話してない・・・」
ＹＣ「そっか・・・なんかあったら、フォローしとくよ・・・」
ＪＪ「なんかって、何もないように 上手くやるって・・・」
ＹＣ「フフッ・・・はいはい・・・」
ユチョンは、ヘッドフォンを耳にあて、瞼を閉じた
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革ベルト
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作者名：月影花 | 作成日時：2011年11月21日 21時
