偶然過ぎる出会い ページ24
驚いて、回りを見回すが、連れがいるような気配がない
ＪＪ「あれっ？ お一人ですか？」
ＧＹ「女一人、飲みたい時だってあるんです」
ＹＣ「こんばんわ、はじめまして・・・」
ＧＹ「お連れがいたのね・・・こんばんわ、ユチョン君」
視線をユチョンに向けた後、新しいグラスをもらって、俺の方に向きなおした
ＧＹ「ここ、よく来るの？」
ＪＪ「あぁ、雰囲気が結構好きで・・・」
ＧＹ「私も・・・時々 くるの 気が合うわね」
ＪＪ「・・・はぁ・・・」
ＰＰＰＰ・・・
タイミングがいいのか、悪いのか、ユチョンの携帯がなり、ユチョンは席をはずし、外に出て行った
戻ってくると、申し訳なさそうに言われた
ＹＣ「ごめん・・・次のドラマの共演者たちに、呼び出された・・・ジェジュン、どうする？」
ＪＪ「あぁ・・・じゃあ、俺も帰る・・・」
ジヨンさんに事情を話し、帰ることを告げると、自分も帰ると一緒に席を立った
店をでて、タクシーに乗ろうとすると腕をつかまれた
ＧＹ「ごめんなさい・・・送ってくれないかな・・・」
ユチョンは 心配そうにみていたが、さすがに先輩の俳優たちを待たせるわけにはいかないので、先に行くように話し、タクシーに乗せ、ユチョンを見送った
別のタクシーを止めようと、歩道で待っていると、急に ジヨンさんが言い出した
ＧＹ「この前の約束！！！」
ＪＪ「約束？なんでしたっけ？」
ＧＹ「ほら、私、誘うからって約束したよね！！！」
ＪＪ「あぁ・・・でも、いいですよ、今日は、偶然、お会いしたんですし・・・」
ＧＹ「でも、折角、会ったんだから、いいでしょ？」
ジヨンさんは、タクシーを捕まえると、運転手に行き先を告げ、ある店まで、俺を連れてきた
車から降りると、ジヨンさんに腕を引っ張られながら、店内に入っていった
「いらっしゃいませ」
店員に個室に案内され、１杯飲んだら帰るつもりで、席に座った
ＧＹ「ユチョンさん、次のドラマ、決まったんだね」
ＪＪ「はい そうみたいです」
ＧＹ「私たちのドラマも 早くスタートできるといいのに・・・」
ジヨンさんが 俺をみて微笑んだ
ＪＪ「俺、よくわからないんですけど・・・なんで、ジヨンさんが 俺のこ
とを 推薦してくれた理由が・・・」
俺は ずっと引っかかっていた質問を ジヨンさんに ぶつけた
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：月影花 | 作成日時：2011年11月21日 21時
