わかったこと ページ23
昨日、写真撮影が終了したとき、ユチョンが隣にきた
ＹＣ「ジェジュン・・・今日も、かっこいっすねぇ！！！ 今日、久しぶりに・・・どう？」
ＪＪ「今日は Aのとこ、行く予定なんだけど・・・」
ＹＣ「あの人の話、少しわかった・・・・・」
ＪＪ「・・・了解 行くよ」
Aに ユチョンと飲みに行くと連絡を入れ、そのまま現場から、ユチョンと行きつけのバーに 向かった
久しぶりの店内、相変わらず、ゆったりとした音楽が流れ、薄暗い室内には 間接照明だけが 灯っていた
ここは 静かな空間が広がっていて、ゆっくり話しながら お酒が楽しむには最適で、気に入って ユチョンとよく来ていた
ＪＪ「・・・で、なにか わかった？」
ＹＣ「早速だね・・・まぁ、少しだけどね」
ウェイターがグラスを２つ持ってきて、俺たちの前に置いてくれた
ユチョンが ゆっくり、話し始めた
ＹＣ「あのさ・・・彼女、昔、俺たちがいたマンションに住んでるみたいね」
ＪＪ「この前、マネージャーの車で送ったとき、正直、驚いたよ」
ＹＣ「うん・・・あれね、彼女がデビューして間もないときから、あそこにいて、有名になった後でも、事務所が用意したところには 引っ越さないって、彼女が 頑張ったらしい・・・」
ＪＪ「そう・・・そんなにいいところじゃないじゃん、あそこ」
ＹＣ「なんか、あそこに思い入れがあるのかなって、思ってさ・・・そのあたりを 共演した人にきいてみた」
ＪＪ「うん、それで？」
ＹＣ「・・・なんか、初恋の人との思い出があって、引っ越したくないって、言ってたらしい」
ＪＪ「初恋の人か・・・」
ＹＣ「俺たちより早くデビューしたけど、作品に恵まれなくて、引退まで考えたこともあったみたい・・・でも、根性があるって評判で、地道に仕事して、売れ出したの最近みたい・・・」
ＪＪ「そうなんだ・・・苦労してたんだ・・・」
ＹＣ「・・・ジェジュン、同情してる？」
ＪＪ「同情なんて、考えたりはないけど、頑張ったんだなってさ・・・」
ＹＣ「ただ、ちょっと気になったことがあって・・・」
ユチョンが 続きを話そうとしたとき、誰かが隣に座って、声をかけてきた
「ここ、空いてるかしら？」
ＪＪ「あっ！！！ ジヨンさん！！！」
視線を隣に向けると、今、話題にしていた本人が 座っていた
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作者名：月影花 | 作成日時：2011年11月21日 21時
