Ｍｙ　Ｆｏｒｔｕｎｅ　With　My Love ～ＪＪ～　第４章 (ページ20)

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意外性ページ20

後ろ姿を見送ると、車を発進させ、マネージャーが言った

メネ「こういうのもなんだけど、売れてる割には、あまりいいマンションに入ってないんだな・・・」

ＪＪ「そうだね・・・」

マネ「案外、苦労人なのかもしれないな」

久しぶりに寄った昔の宿舎・・・

どことなく、懐かしい感じもするが、切ない感じがするのはなぜだろう

若いときの思い出が蘇り、少し、可笑しかった

マンションの前で、車を降りたとき、ジェジュンの携帯が鳴った

表示をみると、さっき、送ってきたジヨンだった

ＪＪ「もしもし・・・」

ＧＹ「あっ、もしもし？ジェジュン？」

ＪＪ「はい、そうです」

なんだろう・・・

ＧＹ「あの・・・もう一度、この前のこと、謝ろうと思って・・・あと、今日、送ってくれてありがとう」

こんなに気にして、俺に謝ってくるなんて、ほんとに意外だった

ＪＪ「もう、気にしなくていいですから・・・」

ＧＹ「自分でも反省してるの・・・やりすぎたって・・・」

ＪＪ「大丈夫です・・・」

ＧＹ「今度、お詫びになにかご馳走するから！！！約束ね！！！」

ＪＪ「あっ・・・・」

ＧＹ「それだけ言いたかったの、じゃあ！！！」

それだけいうと一方的に切られた

ＪＪ「まぁ、いっか・・・」

切れた携帯をポケットにしまい、部屋へと帰った

一方、電話を切ったジヨンは、閉じた携帯を握り締め、部屋の窓から、外を見ていた

ＧＹ「さて・・・ジェジュンとどこにいこっかな！！！」

ご機嫌な様子で、ＰＣを開くと、飲食店を調べだした

ＧＹ「えっと、ここは～、ジェジュンの好みのお酒は・・・ないからダメ、次は・・・」

色々と楽しそうに検索しながら、つぶやいた

ＧＹ「やっと・・・一緒に仕事ができるところまで来た・・・あともう少し・・・」

再び、ＰＣに向かったジヨンは、ジェジュンに関する検索を始めた

ＧＹ「・・・なに、これ・・・」

ＰＣの画面には、コンサートの帰り、ジェジュンに抱えられ、同じ車に乗っていく一人の女性スタッフが写っていた

女性の腕を掴んでいるジェジュンの表情が気になったジヨンは、他の写真も見た後、ＰＣの電源を落とした

ＧＹ「まさかね・・・」

束ねていた長い髪を解き、鏡に向かっていった

ＧＹ「ジェジュンはあなたのもの・・・」

　