暖かい手 ページ15
結局、ジェジュンの押されて、Ｐ代表が折れた形となった
Ｐ「だが、ジェジュン・・・もし、こちらにダメージが大きいと判断したら、すぐに引くからな・・・いいな」
ＪＪ「あぁ・・・その判断は ヒョンにまかせる・・・」
ジェジュンの肩を ポンと叩いて、Ｐ代表は 部屋を出て行った
ＹＣ「・・・いいの？・・・これから、あっちがどう動くか、わからないよ」
写真を見ていたジュンスが 口を開いた
ＪＳ「・・・この人、あっちの人なのかなぁ・・・」
ＪＪ「さぁね・・・でも、感じのいい人だと思ったんだけどね」
ＹＣ「ジェジュン・・・この人のこと、ちょっと、聞いてみるよ」
さすがに 俳優として幅が広がったユチョンは、交友関係も広がり、この世界の友人も増えたようだ
ＪＪ「あぁ・・・頼むよ・・・」
ＹＣ「それよりぁ・・・ちょっと、やばいんじゃないの、こっちの方・・・」
ユチョンが私に 視線を向けてきた
気づけば、キスされてる写真を手に持ったまま、ソファの横に 立ったままだった私
ＪＳ「A、ずっと、固まってたんだね・・・」
ジュンスが近づき、肩を抱くようにして、ソファに座らせてくれた
ＪＪ「あっ・・・急にされて、気づかないうちに撮られたっていう感じで・・・」
なんて言ったらいいのか、全く浮かばなくて、無言のまま、写真を、見ていた
ＪＪ「A？・・・なんか言って？」
A「・・・・何をいえばいいの？」
ＹＣ「A・・・大丈夫？・・・じゃないか・・・」
ユチョンが 横に座り、私は、ユチョンとジュンスに 挟まれるように座っていた
どうして、私が心配されるのか理解できなくて、答えが欲しくて、ジェジュンを見た
ＪＪ「A・・・ごめん・・・傷つけたね」
A「なんで、ジェジュンたち頑張ってるのに・・・邪魔しようとするんだろ・・・」
ＪＪ「えっ？」
A「すごく、いろんなこと努力しているのに・・・」
ＹＣ「A・・・」
A「・・・・ほんと・・・悔しくなる・・・」
悔しさで、涙が止まらない
ＪＳ「A、泣かないで・・・」
そっと、ジュンスが 頬を撫でて、抱き寄せてくれた
珍しく、ジェジュンも騒がないで、見つめている
ジュンスは私が泣き止むまで、背中を 摩っていてくれた
優しくて、温かい手だった
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：月影花 | 作成日時：2011年11月21日 21時
