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洗い物をしていると、後ろから誰かにギュッと抱きしめられた。

フワッと香ってきたニオイと、首にうずめられている髪の質から彼だと分かった。



「どうしたの?」


「…別に何でもないね。」


「ん、これ終わったら部屋行こ?」


「先に行てるよ。」



腰に巻かれていた手がスルリと離れ、踵を返して部屋に歩いていく彼を目で見送り、最後の仕上げに取り掛かる。


それにしてもフェイが、あんなふうに甘えてくるなんて。


何か私は不安にさせるようなことをしたのでは、と考えながら足早に彼の部屋へ向かった。



「フェイ、終わったよ。」


扉の前に立ち、呼びかける。
彼のことだから、気配やらで私が来てるのを分かっていたかもしれないが。


「開いてるね。」


「入るね〜。」


返事をして、部屋の中へと進む。
もう彼の部屋へ来るのも随分と慣れたものだ。


フェイがベッドに腰掛けているのが見えたので、私も彼の隣に座った。



「ねぇ、ぎゅってしてもいい?」


「勝手にすればいいね。」


許可を頂いたので、彼の腰に手を回し、彼の肩に私の頭を預けた。

フェイの匂いは、私の心を落ち着かせる。
こうして触れられる距離に居られるのはなんて幸せなことなのだろう。


私の心が、身体が彼を好きだと叫ぶ。



「フェイタン、好きだよ。」


「…いきなり何言てるか?」


「言いたくなったの。フェイは?」



フェイは少し黙り、私の腰に手を回し、肩に乗せていた私の頭に重ねるようにして頭を置いた。



「お前だけは、失いたくないよ。」



そう一言だけ言い、彼と私の唇が重なった。

ヒソカ=モロウ ※甘→←*



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立花桜夜(プロフ) - 子育て頑張ってください!応援してます!!! (2020年9月5日 10時) (レス) id: ae3cb0196f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 世界の髪飾りさん» よかったああああヽ(^◇^*)/いいえ〜こちらこそありがとうございます! (2020年3月22日 8時) (レス) id: fd04f6af33 (このIDを非表示/違反報告)
世界の髪飾り(プロフ) - 桃さん» はっ……戻った(コメントのレスありがとうございます泣) (2020年3月22日 1時) (レス) id: 59c2745593 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 世界の髪飾りさん» ギャアアア!!ゴンくん召喚!笑笑 (2020年3月19日 6時) (レス) id: fd04f6af33 (このIDを非表示/違反報告)
世界の髪飾り(プロフ) - 桃さん» わぁめっちゃうれしい!じゃあ溶けます!← (2020年3月18日 15時) (レス) id: 59c2745593 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年11月11日 21時

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