フェイタン=ポートオ ※ツンデレ ページ15
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どうも。
フェイタンの彼女兼幻影旅団のお世話係のAです。
蜘蛛が結成される前から知ってるから殺されてません、まだ。
まだと言うのも、私が戦闘力が無い代わりに、家事が特化して得意だった事と、メンバー内に料理が得意な人が居なかったことから置いてもらってるので、サボってしまったら殺されるかもしれません。
まぁみんな優しいから大丈夫だと思うけど。
なんて事を考えながら、一通りの家事を終えた。
後はすることも無いので、まだ寝てるであろう彼を起こしに行くことにした。
ガチャっと部屋の扉を開ける。
布団に包まり、丸まって寝ている。
その姿は彼の性格も相まって猫のようだ。
「フェイタン。」
仲間内では誰もフェイタンの部屋には入らない。
理由は拷問部屋でもあるから、勝手に入ろうものなら寝起きの悪い彼に殺されるかもしれないからだ。
一応、フェイタンと恋人同士の私は殺されずに済んでいる。
こちら側を向きながら寝ているフェイタンを起こすべく、声をかけた。
ピクッと反応する素振りを見せたがまだ起きていない。
「フェイタン」
今度は近くに行き、髪の毛をそっと撫でる。
撫でていた手を握り、うっすらと目を開けた彼。
私を確認するように、じーっと見つめてくる。
「………A…。」
「うん、私。起きて?」
「…ん、」
ん、と言いながら顔をこちらに近づけてくる。
おはようのキスをしろ、という事だ。
私は優しくキスを落とし、フェイタンを見つめる。
二人きりのときはこんなに可愛いのに、なぜ他の人がいるとツンケンするのだろうか。
私しか知らないフェイタンだから良いのだけども。
「…なに見てるか。」
「私の彼氏様は可愛いなぁって。」
「バカ言ってないで、ささと支度するから退くよ。」
いきなり手を離したり毒を吐き出したら、近くに誰かいるということだ。
扉の方を見つめていると、フィンクスが来たみたいだった。
「ん、またね。」
だからか、と思いながら彼の部屋を後にした。
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立花桜夜(プロフ) - 子育て頑張ってください!応援してます!!! (2020年9月5日 10時) (レス) id: ae3cb0196f (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - 世界の髪飾りさん» よかったああああヽ(^◇^*)/いいえ〜こちらこそありがとうございます! (2020年3月22日 8時) (レス) id: fd04f6af33 (このIDを非表示/違反報告)
世界の髪飾り(プロフ) - 桃さん» はっ……戻った(コメントのレスありがとうございます泣) (2020年3月22日 1時) (レス) id: 59c2745593 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - 世界の髪飾りさん» ギャアアア!!ゴンくん召喚!笑笑 (2020年3月19日 6時) (レス) id: fd04f6af33 (このIDを非表示/違反報告)
世界の髪飾り(プロフ) - 桃さん» わぁめっちゃうれしい!じゃあ溶けます!← (2020年3月18日 15時) (レス) id: 59c2745593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃 | 作成日時:2018年11月11日 21時