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申し訳なさと気まずさで顔を見ることができないでいると


橙「Aちゃん、この前大丈夫やった?」



朝から眩しい!!!

『お、おはよ…。大丈夫です。』



覗き込んでくるかわいい表情から逃げるように到着したエレベーターに乗り込むけど、
通勤時間のエレベーターは混雑していて深澤さんと向井くんに角に追い込まれてしまった。


紫「2人同期でしょ?何でそんなギクシャクしてんの?笑」

『そ!そんなことないですよー!』

橙「やっぱり気になるん?もう一回ちゃんと説明した方がええよな?」

『ちょっと!その話はここじゃない方がいいかな〜?』

狭いエレベーターの中、逃げられない状況に完全に挙動不審な自分



早く…早く…!


あと3階…


2階…



『あ!着きましたね!それではお先に!』


エレベーターが目的階に着いたのをいいことに早足で立ち去る

無理。
朝からしんどい。
謝罪をして自然に話す、を何度もシミュレーションしてきたのに発揮できず…


異動早々何やってくれたんだ自分…
これからやってく自信ないかも…


とはいえ仕事は仕事。
朝一から疲れたというのに、異動してきたばかりの割に
午前中から意外と忙しい

あっという間にお昼になった


午前中は全然向井くんと話す機会なかったな〜
でももう一度今日謝りたいしな。。


タイミングを見計らってると
給湯室に向井くんが1人向かったのでこっそり後をつける


『あの、向井くん』

「あ、お疲れ様!いきなり大変やな〜」

『ね、意外と仕事いっぱいあった』

「うちの部人手不足やねん」

『みたいだね笑』

「で、どうしたん?」

『これ、この前は本当にごめんなさい。借りた服と、よかったらこれ、お詫びに。』

「うん、ありがとう!でもほんまに気を付けてな?あんな飲み方、もうダメやで!」

『うん、反省してます。ご迷惑をおかけしました』

「それならよろしい。」

よかった。向井くん大激怒ってわけではなさそうだった。

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作者名:mamatch | 作成日時:2023年9月20日 19時

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